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2004/08/24

独断的映画感想文:半落ち

日記:2004年8月某日
映画「半落ち」を見る.寺尾聰,樹木希林,奈良岡朋子.
題材は重い映画である.
警察学校の教官梶警部が妻を殺したと自首する.数年前に一人息子を白血病でなくした夫婦,妻は最近アルツハイマー病で急速に痴呆が進んでいる.息子を忘れてしまう前に殺してと頼まれ,警部は妻を殺したのだが,自首するまでに2日間の空白があり,その間に警部は歌舞伎町に行っていたらしい.
スキャンダルを恐れた県警は,他の事件と引き替えにしてまで捏造調書で梶事件の幕引きを図ろうとする.警部は何故歌舞伎町に行っていたか,黙して語らない.
サスペンスとしては途中送検されたあたりからテンポが狂った感じ,後半は妙に新聞記者が活躍したり,公判では弁護士と検事が力を合わせたり,裁判官が感情的に発言したり,「やってはいけない」がやたら出てきて映画らしさがだいなしである.
繰り返すが題材は重い.しかし後半は妙に苛々して楽しめなかった.映画で使用されている白血病患者の投書の全文が付録で入っているが,単純にそれを見た方が感動するくらい.
役者は寺尾聰はまあまあ,樹木希林,奈良岡朋子(お元気ですね!)が印象に残るが,その他のきら星の俳優はほとんど印象に残らなかった.吉岡秀隆はミスキャスト.あんな馬鹿な裁判官がいるものか(ってそれは脚本の話か).
エンディングテーマで思いがけず森山直太郎の「声」が使用されている.これに感動,おまけの★★★(★5個で満点)


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