独断的映画感想文:テープ
日記:2004年9月某日
映画「テープ」を見る.
3人の男女がモーテルの一室を舞台に繰り広げる心理劇.
3人は高校の同窓生、お互いに恋愛関係にあったらしい.最初男性2人が登場(粗暴な薬の売人とインテリの映画監督)、旧交を温め近況を話すうちに、話題はこの女性のこととなる.
この女性との関係を売人が監督に執拗に迫り告白を引き出す.やがて女性の登場.主演はイーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ロバート・ショーン・レナード.
場面はモーテルから一歩も出ず、カメラは登場人物を順番に写すだけという退屈な画面、途中で眠ってしまったが、中盤から俄然面白くなる.
2人のキャラクターの対照がつぼにはまって面白い.最初は高姿勢だった監督が売人に翻弄されていく過程も傑作.さらに最後女性が登場してからの展開はそれに輪をかけて痛快.
3人とも良いが特にイーサン・ホークがうまい.但し,カメラが扇風機の首振り状態で会話を追うのは興醒めである.地味な傑作、★★★☆(★5個が満点)
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