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2004/09/26

独断的映画感想文:OUT

日記:2004年9月某日
映画「OUT」を見る.http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD33337/index.html
監督:平山秀幸,出演:原田美枝子、倍賞美津子、西田尚美、室井滋、間寛平、香川照之
本日は宿酔である.その宿酔にとって,出だしの展開は辛いものだが(バラバラ殺人事件である),なかなか面白い映画.
パート仲間の4人は,しっかり者で元銀行員の雅子が家庭崩壊,寝たきりの姑の面倒を見ている「師匠」,ばくちにはまりきった夫を持つ臨月の弥生,ブランドマニアでローン地獄の邦子.
後者2人は馬鹿で厚かましく調子が良くてわがまま,その弥生が起こした犯罪に前者2人が何故か巻き込まれていく.更にその犯罪の後始末で,邦子が致命的などじを踏む.
実際雅子ほどのしっかり者が,どうして弥生なぞという女の大して決意したわけでもない殺人という犯罪に巻き込まれてしまうのか,冒頭ではよく分からないが,物語の展開の中で何となく判ってくる.
つまり雅子にとっては,弥生に不条理に犯罪に巻き込まれていくことが,ある種のうれしさに通じているのではないか?そう感じさせる雅子の状況は,映画の中で次第に判ってくる.
犯罪映画であり,それぞれどうしようもない状況で男女が殺し合っていくという重苦しい映画だが,ラストシーンは何故か爽やかという,不思議な映画である.ま,好き嫌いはあるでしょうがね.
原作は大ベストセラーと言うことだが未読である.最後のシーンのオーロラはファンタジーと見るべきだろうか.★★★(★5個が満点)


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