« 独断的映画感想文:狼たちの午後 | トップページ | 独断的映画感想文:TOMORROW 明日 »

2004/11/15

独断的映画感想文:死ぬまでにしたい10のこと

日記:2004年11月某日
映画「死ぬまでにしたい10のこと」を見る.
2002年.監督:イザベル・コヘット.制作は「トーク・トゥ・ハー」のペドロ・アルモドバル.
原題は「私のいない我が人生」,題名からコメディだと思っていてだまされた,原題の方がよいと思うのだが….
17で結婚,2児をもうけた23歳のアンが,余命2ヶ月のガンと宣告される.
彼女は母にも夫にもそれを告げず,死ぬまでにしたい10のことをメモし,それを実行に移す.
自分のことを誰にも言わない彼女の驚異的な精神力に驚くが,彼女が10年後の17歳の娘に向けメッセージを残す場面は感動的.
彼女のしたいことの内の最大のポイントは23歳の時点での恋だろう.夫を愛しながらも彼女は別の男と恋に落ちる.この微妙な状況が,死を目前にしているという前提では全く違和感がない.
主演のサラ・ポーリーが美しい.★★★☆(★5個が満点)


« 独断的映画感想文:狼たちの午後 | トップページ | 独断的映画感想文:TOMORROW 明日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 独断的映画感想文:死ぬまでにしたい10のこと:

» 「死ぬまでにしたい10のこと」 [Review Review Review]
[DVD映画]★★★★★ 悲しくは無いのに、涙が止まらない映画だった。 若くして死を宣告された若い女性が、残りの人生を悔いなく生きるために リストを作って一つず... [続きを読む]

受信: 2004/11/22 02:42

» 死ぬまでにしたい10のこと [おすすめ本と最新映画情報【書評と映画レビュー】 本検索、本通販、映画館、読書感想文、評論、批評]
死ぬまでにしたい10のこと おすすめ度:★★★  ストーリーは、23歳の若さで余命2ヶ月と宣告された女性が、死ぬまでにしたい10のことをノートに書き出し、それを実行していくというものだ。  悲しくて、悲しくて、感動する映画ではないだろうかと思ったのだが、どう...... [続きを読む]

受信: 2005/12/02 11:09

» 「死ぬまでにしたい10のこと」 [シネマ・ワンダーランド]
23歳の若さでがんを宣告されたヒロイン、アン(サラ・ポリー)の生き様を綴(つづ)ったヒューマン・ドラマ「死ぬまでにしたい10のこと」(原題=My life without me、2002年、106分、スペイン・カナダ、イザベル・コヘット監督脚本、ペドロ・アルモドバル製作総指揮、ナンシー・キンケイド原作、ジャン・クロード・ラリュー撮影、アルフォンソ・デ・ヴィラロンガ音楽)。この映画は、まるで黒澤明の「生きる」(1952年)のシチュエーションを意識したような作品となっている。死を目前にしたとき...... [続きを読む]

受信: 2006/10/11 23:23

« 独断的映画感想文:狼たちの午後 | トップページ | 独断的映画感想文:TOMORROW 明日 »