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2004/12/08

独断的映画感想文:ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

日記:2004年12月某日
映画「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」を見る.
1998年.監督:ガイ・リッチー.
ジェイソン・フレミング, デクスター・フレッチャー, スティング.
えー最初の20分くらいに以下の人たちが出てきます.
①.エディたち4人組,盗品売りでうだつが上がらず,エディの博才に一人2万5千ポンドを出して一稼ぎを目論む.
②ギャングのハリー.エディをいかさまで罠にかけ,賭博の借金50万ポンドの取り立てを迫る.
③大麻栽培グループの甘ちゃんたち.ギャング・ロリーに卸している.
④ギャング・ロリー.大麻をさばいている.
⑤隣のギャング.エディたちの隣部屋を根城とする強盗一家.大麻栽培グループを襲おうとする.
⑥間抜けな2人組.ハリーの指示である邸宅から銃を奪ってくるよう命じられている.
⑦子連れ取り立て屋クリス.律儀な取り立て屋でハリーの債権50万ポンドの回収を命じられている.
この他に酒場のマスター,スティングなんてのもいるが,とにかくこいつらが入り乱れ皆一仕事しようとするのがうまくいったり行かなかったりして狂騒的な結末までまっしぐら,というジェットコースター・ムービー.「パルプ・フィクション」にちょっと似ているが,イギリス的なひねりがきいている.
たとえばギャング同士が対決しようとするシーンで流れる「その男ゾルバ」の次第にアップテンポになっていく軽快なダンス曲.
ギャング同士の撃ち合い後流れるオルゴールの調べ(これは「夕日のガンマン」のリー・バン・クリーフとジャン・マリア・ボロンテの対決シーンのパロディかと思われるのだがどうだろう?).
最終シーンもなかなか余韻があって(?)良い感じ.面白い一見の価値ある映画.
★★★☆(★5個が満点)


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コメント

ガイ・リッチー監督の映画は2本しか観ていませんが両方ともほんとに面白かったです。

投稿: たもと | 2005/08/21 15:09

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