独断的映画感想文:トレインスポッティング
日記:2005年9月某日
映画「トレインスポッティング」を見る.
1996年.監督:ダニー・ボイル.
ユアン・マクレガー,ユエン・ブレムナー,ロバート・カーライル,ジョニー・リー・ミラー.
ヤク中のスコットランドの若者たちの物語.
ストーリーの展開自体は起伏に少ないが,ヤクとセックスの目のくらむような日々の疾走感が印象的.
映像のテンポと音楽のリズムが快調である.
ヤクを止めよう・職を探そうという意志の一方,ヤクの快感・仲間とのつきあいも止められない.最後の起死回生の出来事は,主人公の人生を変えることになるのだろうか?
ユアン・マクレガーは,映像に出てきてからこれがユアンかと気付くまでしばらくかかったほど若々しい.丸坊主とスリムのGパンがかっこいい.
この映画にはまった若い衆が夢中になった気分は理解できる.監督のスカトロ趣味には閉口するし,全体に美しい映画とは言えないが,強烈な印象を残す映画.
年はとりたくないものである.
★★★☆(★5個が満点)
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