独断的映画感想文:ザ・ダイバー
日記:2005年10月某日
映画「ザ・ダイバー」を見る.
200年.監督:ジョージ・ティルマン・Jr.
ロバート・デ・ニーロ,キューバ・グッティング・Jr,シャーリーズ・セロン.
貧農の息子カールは,栄達を夢見て海軍に志願するが,黒人はコックにしかなれないという現実にぶち当たる.水泳で艦長の目にとまりコックから甲板員になれたカールは,2年間出願し続けようやくダイバーの学校に入学を認められる.そこの教官サンディはかってマスター・ダイバーを務めた厳しい男だった….
黒人初のマスター・ダイバーになった男の試練と栄光の物語.実録もの.
まあ,展開は意外なことは何もありません.故無き差別に苦しみ超人的な努力でその壁を一つ一つ打ち破る.
クライマックスが,敵役が座長を務める公聴会というのもハリウッド映画の大得意.
不可能と思える挑戦を,かっての鬼教官の協力で突破できるかどうか?アメリカ人らしい正義感の押しつけですが,単純に感動する.
はまった人は傑作と叫び,斜に構えた人はアメリカ流正義感に辟易するだろう.
でも映画の罪じゃありません.面白い映画です.
★★★☆(★5個で満点)
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