独断的映画感想文:コンスタンティン
日記:2005年12月某日
映画「コンスタンティン」を見る.
2005年.監督:フランシス・ローレンス.
キアヌ・リーヴス,レイチェル・ワイズ.
形而下学的悪魔ものである.
悪魔払いのプロ,ジョン・コンスタンティンはある自殺事件を通じ,刑事アンジェラと知り合う.自殺したのは彼女の双子の妹,イザベルだった.天上界と悪魔界,人間界のバランスが崩れかけていると感じたジョンは,肺ガンで危機的状況にある肉体を顧みず,その真相に挑む….
とまあこう書きましたが,要するに非倫理的,非形而上学的悪魔払い人がジョンなのですな.
対する悪魔憑きが,行ってみれば天井に張り付いて牙をむいているという極めてゾンビ的な状況なので,最初からなあんだというレベル,このレベルは以後裏切られることはない.
最後は悪魔との対決だが,これも昔からある悪魔は論理的に騙せるというレベルの勝負なので,最後のハッピーエンドもあまり感銘深いものではない.
面白いけど後に残るものはない.時間つぶしということですね.こんな悪魔もの,日本では絶対に発想しない.アメリカとイギリスくらいではないだろうか?
★★★(★5個が満点)
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