独断的映画感想文:カーサ・エスペランサ
日記:2005年12月某日
映画「カーサ・エスペランサ」を見る.
2003年.監督:ジョン・セイルズ.
ダリル・ハンナ,リリ・テイラー,マギー・ギレンホール,マーシャ・ゲイ・ハーデン,メアリー・スティーンバージェン,スーザン・リンチ,リタ・モレノ,ヴァネッサ・マルティネス.
南米のとある国,孤児院の孤児を外国の養い親に斡旋している.
その養い親になろうと6人のアメリカ女性がホテルに長逗留している.6人の女性の逗留生活,それぞれの事情が次第に明らかになる.
並行して描かれるこの国のストリート・チルドレンの暮らしやホテルのメイドの身の上,職を求め得られない男達の焦燥.それらを通じて映画はこの国とアメリカのそれぞれの人々の生活を描き出しているのだ.
結末らしい結末には至らないが,それぞれの事情で切実に養子を求めるアメリカの女達,それを演じている女優達に見応えがある.
オスカー女優が3人いる(誰でしょう?).「ウェスト・サイド・ストーリー」のリタ・モレノの健在ぶりもうれしい.「海辺の家」のメアリー・スティーンバージェンも懐かしい.
地味だが面白かった.
★★★☆(★5個が満点)
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コメント
TBありがとう。
みごたえのある女優陣でしたね。監督さんが、人気あるのでしょう。
投稿: kimion20002000 | 2006/03/01 10:29