独断的映画感想文:フォーガットン
日記:2006年1月某日
映画「フォーガットン」を見る.
2004年.監督:ジョセフ・ルーベン.
ジュリアン・ムーア,ドミニク・ウェスト.
この映画は予告編が魅力的.
飛行機事故で子供サムを失ったテリーは,事故後傷心の日々を送っている.ところがある日,息子のアルバムが消えていた.ビデオテープも.夫は僕達には息子はいなかったという.隣人も同様.図書館で調べるが,飛行機事故の記事はない.これは一体どういうことか?
時折公園で会っていた,同じ飛行機事故で娘を亡くした男アッシュの部屋を尋ねると,彼の部屋の壁紙の下からその娘の描いた絵が出てくる.彼女を逮捕しに来た国家安全保障局に,アッシュは突然娘を思い出したと叫び出す….
出だしは予告編通り快調なのだが,謎の底が浅い.
何故かは知らないがこの映画は90分の長さで,そのぶん謎を深める余裕がないのか,最初彼女がひょっとしてこうではないのか?と言ったことがそのまま真相.
でもまさかと思って見続けるのだが,結局最後までそれだった.
ロマンスが発生するわけでもなく,夫との関係が深まるわけでもない.
いろいろな点でもう少しな映画でした.
★★★☆(★5個が満点)
人気blogランキングへ
コメント