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2006/04/23

独断的映画感想文:NANA

日記:2006年4月某日
映画「NANA」を見る.
2005年.監督:大谷健太郎.
中島美嘉,宮崎あおい,松田龍平,玉山鉄二.
矢沢あいのコミックの映画化,但し漫画は読んでいません(おじさんですから).
雪の日,上京する特急で同席となった20歳同士の小松奈々と大崎ナナ.偶然同じアパートを紹介された2人は,ルームメイトとして暮らすことになる.
あなた任せで自分本位の奈々は,ロックヴォーカリストとして目標に向かって生きているナナから「イヌのようだ」と酷評され,「ハチ」と命名されてしまうが,二人は妙にウマがあって共同生活を続けていく.
やがてナナは本格的にバンド活動を開始,一方奈々は彼氏との間が怪しくなる….
というバンドと青春と友情の物語.僕は基本的にバンド青春ものにはハードルが低いから,この映画も気に入りました.
特に中島美嘉と宮崎あおいが良い.
映画の中で次第に明らかになる,ナナと今人気絶頂のバンド・トラネスのギタリスト蓮との因縁,この物語をつづる中島美嘉の表情が素敵.
特にずっと突っ張り系で濃いアイラインのメイクで画面に出てきたナナが,殆どノーメイクで素直な受け答えに徹する蓮とのバスタブのシーン(2回あります)は,美しい.
毅然と何事にも立ち向かっていくナナが,その心情が意外にももろいものだと言うことが,次第に判っていく.
一方何事も自分で決められず人に助言を求め,彼氏を失ってもただ泣くだけの奈々が,意外と図太いことも映画の進展と共に判ってくる.
この二人の類型的ではあるがコンビネーションの魅力が,2人の女優によってうまく演じられている.
中島美嘉の歌は魅力的だが,バンドシーンはもっと音の迫力があっても良かった.
原作漫画は長編らしいが,映画は続編があるのだろうか?
ナナと蓮の結末がやや中途半端なのが,そのあたりの事情とどう絡むのか,よく分からなかった.
松田龍平は優作の息子と言うよりは小林旭の息子という感じなのは,気のせいか.
★★★☆(★5個が満点)
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人気漫画の映画化。 漫画を読んだことがないので、正直楽しめるか不安だったのですが面白かったです!!よくこの時間内におさめたなと感心しました。歌手を目指すほうのナナが元彼が上京しギタリストとして成功していくのになんで怒っているのかが謎でした。もしかした...... [続きを読む]

受信: 2006/04/23 21:19

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