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2006/04/09

独断的映画感想文:チャーリーとチョコレート工場

日記:2006年4月某日
映画「チャーリーとチョコレート工場」を見る.
2005年.監督:ティム・バートン.
ジョニー・デップ,フレディ・ハイモア,クリストファー・リー.
原作は高名な児童小説と言うことだが,それは読んでいない.
両親と2組のおじいちゃんおばあちゃんと仲良く暮らしているチャーリー,しかし父親は失業中で一家の食事は毎日キャベツのスープである.
近くにそびえるチョコレート工場には,この15年一度も人が出入りしていないのに,世界中に出荷するチョコレートが製造されている.
ある日そのオーナー,ウィリー・ウォンカ氏が,世界から5人の子供を工場に招待すると発表,チョコレートに仕込んである世界でたった5枚のゴールドカードを巡る争奪戦で,世界中は騒然となる.奇跡的にゴールドカードを手にしたチャーリーは,おじいちゃんと共に工場を訪れた.ウォンカ氏は5人の子供のうちの一人に素晴らしい賞を与えようと言う….
というわけでこの工場の中を巡る見学旅行とその顛末を描く奇想天外な映画.
このチョコレート工場の奇想天外さには好みがあるだろう.
工場で働くウンパ・ルンパ(という種族の人達なのです)の繰り返される踊りも,嫌いな人には嫌いとしか言えまい.ユーモアはブラックで,ある意味情け容赦のない残酷さがあるが,そのセンスが通用しない人もいるであろう.退屈のあまり寝てしまったり,腹を立てて怒鳴ったり,画面につっこみを入れる人もいるかも知れない.僕の場合は前半の一部で寝てしまいました.
俳優では「ネバーランド」に続きデップと堂々の競演を果たしたフレディ・ハイモアがかわいい(美山加恋ちゃんに似てないかしら).
デップってやらせればどんな役でもしちゃうんだってことにも感心した.
途中,「2001年宇宙の旅」や「ベン・ハー」のパロディが出てくるのが楽しい.でも好きな映画じゃないな.脳がしびれた.
★★☆(★5個が満点)
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