独断的映画感想文:シンシナティ・キッド
日記:2006年10月某日
映画「シンシナティ・キッド」を見る.
1965年.監督:ノーマン・ジュイソン.主題歌:レイ・チャールス.
スティーヴ・マックィーン,アン・マーグレット,エドワード・G・ロビンソン,カール・マルデン,チューズデイ・ウェルド.
この映画も公開後40年以上経って初めて見るもの.但しレイ・チャールスの歌う映画のテーマは,映画公開時から好きだった.
聞いているだけで身体が熱くなるような,パンチの効いたレイのヴォーカルが,中学の僕には堪らなく魅力的だった.
ニュー・オーリンズの街で売り出し中のギャンブラー,シンシナティ・キッド.街に名うてのギャンブラー,ザ・マンことランシー・ハワードがやってくる.土地のギャンブラーやギャンブル好きの人々の思惑の中,二人は遂にホテルの一室で,何時終わるとも知れない勝負をすることになる….
筋立てはごく単純,これに恋人のクリスチャン,ディーラーのシューター,その妻のメルバが絡むくらいだが,とにかく二人のギャンブラーの白熱の勝負がすべて.何をしてもかっこいいスティーヴ・マックィーンの魅力を,ひたすら楽しむ映画でもある.
結末はたった一枚のカードにかかってくるわけだが,しかるべき結末と言うほかない.
★★★☆(★5個が満点)
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