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2006/12/28

独断的映画感想文:寝ずの番

日記:2006年12月某日
映画「寝ずの番」を見る.
2006年.監督:マキノ雅彦.
中井貴一,木村佳乃,木下ほうか,田中章,蛭子能収,高岡早紀,堺正章,笹野高史,岸辺一徳,長門裕之,富司純子.ああ疲れた.
津川雅彦の初監督作品.上方落語の大御所がいよいよ臨終という枕許,弟子が集まって泣いていると師匠が一言.師匠の最後の望みと弟子が奔走するが,それがとんだ聞き違いで….
その後通夜になるが身内だけの話はどんどん下ネタに移っていく.更に続いて一番弟子が急死,この人の通夜も同じ調子.おまけに師匠の奥さんが急死,その通夜もまたまた同じ.という果てしのない物語.
面白かったのは最初の通夜まで,師匠を担ぎ出してかんかんのうを泣き笑いしながら踊るくらいで,止めときゃ良かったのに.
後は飽きた.芸達者を揃えているけど,話のトーンがずっと同じで変化がない.正直言ってがっかりでした.
高岡早紀があえぎ声だけというのも気の毒な役.
監督と役者間の緊張感がなかったのでしょうか?
★★☆(★5個が満点)
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