独断的映画感想文:ステイ
日記:2007年1月某日
映画「ステイ」を見る.
2005年.監督:マーク・フォースター.
ユアン・マクレガー,ナオミ・ワッツ,ライアン・ゴズリング.
多忙な精神科医サムのもとに予約を無視して飛び込んできたヘンリー,3日後の自分の21歳の誕生日に死ぬと言う.別れ際に「今日は雹が降る」と予告するヘンリー,果たしてその言葉通り雹が降ってくる.
これはどういうことか?サムの恋人ライラは彼のもと患者で,自殺未遂の経験がある.彼女もヘンリーに興味を持つが,やがて彼らの日常に奇妙なことが起こり始める….
いやあネタ晴らしをせずにこの映画を紹介するのは並大抵ではありませんや.
この映画,確かに映像には魅力がある.
只,ラストシーンで一気に謎が解き明かされるまでは(全然解き明かされとらんと言う説も一方であるが),どんどんおかしくなっていく物語と謎の積み上がりに,いささか疲れてしまう.
僕は途中から二重人格ものかしらと思っていたのだが(前それで完全に騙されたことがあった),この映画はそうではありません.でもラストシーンがお気にいるかどうかはあなた次第.そうかと言うかなーんだと言うか,評価は分かれるだろう.
ナオミ・ワッツは相変わらず魅力的.
なお,ラストシーンを見てもはて?という人のために,懇切丁寧なネタ晴らしが公式サイトにあります.キーワードを入れればそれが見れるという,そのキーワードは映画の始めと終わりの舞台となる,ニューヨークのさる大きな橋の名前です.
でも映画見る前に見ちゃうと本当につまんなくなっちゃいますからね.
★★★☆(★5個が満点)
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