独断的映画感想文:トランスポーター2
日記:2007年3月某日
映画「トランスポーター2」を見る.
2005年.監督:ルイ・レテリエ.
ジェイソン・ステイサム,アレッサンドロ・ガスマン,アンバー・ヴァレッタ,ケイト・ノタ.
依頼されたブツを確実に届けるトランスポーター,フランクは沈着冷静で凄腕のドライバー,しかも武術がめちゃくちゃ強い.
今回もプロローグで強盗を完膚なきまでに叩きのめし1秒の遅れもなしに指定場所に到着.ところが今回の依頼品は6歳のジャック,フランクはジャックの学校への送り迎えを担当しているのだ.
ジャックは乗り込んでくるなり「なぞなぞしよう」と満面笑顔で,フランクにはすっかりなついている.強面のフランクがクールになぞなぞに応じているシーンは微笑ましい.
ところがジャックの父は麻薬撲滅国際会議のホスト役,このためジャックを誘拐しようと謎の女殺し屋が襲ってくる.
幾度もの危機をかいくぐってジャックを守るフランクだが,ついにジャックは敵の手に奪われてしまう.敵の真の目的は如何に,ジャック奪回の方策は?
というわけですが,この映画,細かいことはどうでもいいのです.後半エンディングに向けてつじつまを合わせようという段階でも,あまりそのことに気を使っていないみたい.荒唐無稽のきわみと言って良い.
とにかくジェイソン・ステイサムのクールな魅力とカーチェイス,アクションを楽しめばいいのです.その点に関しては(特に車の激しい動きについては)堪能できる.
88分と短いが,アクションに飽きるということはないし最後まで一気に見てしまう.研ナオ子を筋骨たくましくしたような女殺し屋もかっこ良かった.
★★★☆(★5個が満点)
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