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2007/07/03

独断的映画感想文:ディパーテッド

日記:2007年6月某日
映画「ディパーテッド」を見る.
Departed2
2006年.監督:マーティン・スコセッシ.
レオナルド・デカプリオ,マット・デイモン,ジャック・ニコルソン,マーティン・シーン,アレック・ボールドウィン,マーク・ウォールバーグ.
リメイクものだが元の「インファナル・アフェア」は未見.
マサチューセッツ州ボストン,犯罪の多い南部地区出身のビリーは,警察学校卒業後アイルランド系のギャング・コステロを標的とした覆面捜査官に任命され,刑務所を経験した後,地区で麻薬の売人を始める.しばらくしてコステロの目に留まり,首尾良くその子分となる.
一方,幼い頃からコステロの庇護下で育ったコリンは,警察学校を優秀な成績で卒業,見事州警察に採用されコステロを標的とした特別捜査班に配属される.
お互いを知らぬまま二人は対照的な立場で隠密活動を続けるが,両組織とも内部にスパイがいることを嗅ぎつけ,組織内の鋭い追求が始まるのだった….
152分の長尺だが緊張感があって長さを感じない.
ただし脚本上整理のつかないところが幾つかある.
一つは最終的にコリンは何を目指していたのだろうかと言うことがよく判らない.あの結末は只の行きがかりだったのだろうか?そのままコリンは二重生活を続けるつもりだったのだろうか?
もう一つは,コリンとビリーが偶然同じ女医を愛するという展開なのだが,そのことにどれだけの意味があるのかが判らない.ドラマとしての必然性をあまり感じない.
デカプリオ,ニコルソンの演技は相変わらず素晴らしい.デカプリオに比べるとマット・デイモンはやや見劣りするか.「ボーン・スプレマシー」でのマットの方がよく似合っていたような気がする.
ところで最後の10分間の展開は議論百出のようだが,とにかく呆気にとられる結果となる.どんでん返しといえばその通りだが,僕にとってはあまりに後味が悪かった.殺戮と暴力のみが印象として残ってしまった.
★★★(★5個が満点)
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