独断的映画感想文:ザ・ドライバー
日記:2007年9月某日
映画「ザ・ドライバー」を見る.
1978年.監督:ウォルター・ヒル.
ライアン・オニール,イザベル・アジャーニ,ブルース・ダーン.
地下駐車場の車に近寄り,ロックを外して,エンジンを直結でかける(今の車ではできませんな)ライアン・オニール,ザ・ドライバー.
彼は犯罪者の逃走を請け負う凄腕のドライブ・テクニシャンなのだ.
彼は車をカジノの裏口に着けじっと待つ.カジノでカード賭博に興じるイザベル・アジャーニ,ザ・プレイヤー.彼女がゲームを終えて出てくると,すれ違いに強盗団が現金を奪い,ザ・ドライバーの待つ車に飛び込んで逃亡を図る.後ろを振り返ったザ・ドライバーと目が合うザ・プレイヤー.
一方警察官としてはちょっといかれた指揮官であるブルース・ダーン,ザ・デテクティブ.
彼の指揮で多数のパトカーが強盗団の後を追うが,すさまじいカー・チェイスの挙げ句全パトカーがお釈迦となってザ・ドライバーは悠々と逃亡する….
という設定で始まるザ・ドライバーとザ・デテクティブの戦い,ザ・プレイヤーは刺身のつま程度の位置づけ.
映画そのものは激しいカーチェイスがメインで,今で言えばリュック・ベッソン制作の「TAXi」ってところですね.
ライアン・オニールが何と言っても格好いい.イザベル・アジャーニはきれいなだけ,もう一つその役割がよく判らん.ブルース・ダーンはもう少し賢いと良かったけど.
でもとにかく痛快,最後まで一気に見る.
★★★☆(★5個で満点)
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