独断的映画感想文:オーロラの彼方へ
日記:2008年1月某日
映画「オーロラの彼方へ」を見る.
2000年.監督:グレゴリー・ホブリット.
デニス・クエイド,ジム・カヴィーゼル,エリザベス・ミッチェル.
NYでオーロラのはためく夜,警察官ジョニーが久しぶりに亡き父の真空管式無線装置に電源を入れると,父親からの無線が飛び込んでくる.
30年前にやはりオーロラのはためいた夜の父親と,無線がつながったのだ,というタイムマシンもの.
ところがその翌日消防士だった父は殉職することになっていたので,ジョニーは火災の概要を教え父は生き延びることに成功する.しかしその結果歴史が変わりはじめ,今度は母が連続殺人に巻き込まれ死んでしまう.
その未解決の事件を,ジョニーは父と連絡を取りながら解決し,母の命を救おうと試みるのだが….
30年の両側で父と息子が交信しながら犯人を追い詰めるという,ちょっと変わったサスペンス.
しかし30年前に父親が行動を起こすと息子の目の前で歴史が変わっていくと言う時空のとらえ方は,ややB級である.
エンディングはこれ以上ない程のハッピーエンド.これだけ歴史を変えてしまうと,何か別の事件が起こっていないかどうか気になりますね.
★★★(★5個が満点)
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コメント
ほんやら堂さん、こんにちは^^
ちょっと懐かしい映画だったのでお邪魔してみました。
この映画は試写会と劇場で2度観ましたが、実際にあの株の将来の高騰がわかっていれば億万長者だったかも(笑)
しかし自由だとは言え、あのナンバープレートはいかがなものか(笑)
投稿: cyaz | 2008/01/22 08:12
cyaz様今晩は.
この映画,行きつけのレンタルビデオ屋の親父のお薦めだったのです.
本格SFマニアから見ると多少いい加減な時空解釈かも,と思いましたが,タイムパラドックスへの遠慮などぶっ飛ばした徹底したハッピーエンドは,いっそ爽快でした.
またお越し下さいませ.
投稿: ほんやら堂 | 2008/01/28 21:45