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2008/02/17

独断的映画感想文:シルク

日記:2008年2月某日
映画「シルク」を見る.Photo_4
2007年.監督:フランソワ・ジラール.音楽:坂本龍一.
マイケル・ピット,キーラ・ナイトレイ,役所広司,芦名星,中谷美紀,アルフレッド・モリナ,國村準.
絹糸を生産しているヨーロッパのとある村(フランスらしい),疫病で蚕がやられ,蚕の買い付けに若いエルヴェが行くことになる.
軍を退役し恋人エレーヌと結婚した彼は,エジプトでの買い付けに成功するが,更に日本へ買い付けに行くことになる.
ロシア経由で酒田に入港したエルヴェは信州に潜入し,有力者原十兵衛の知遇を得て蚕の買い付けに成功する.原の家でその美しく若い妻のもてなしを受けたエルヴェは彼女が忘れられなかった.
エレーヌを心から愛しながら,エルヴェは再び日本に蚕の買い付けにでかけ原十兵衛と再会する.その妻は滞在中彼に女を世話し,密かに一通の手紙を彼に渡すのだった….
ストーリーは単純と言えば単純だが,夢のようなふわふわとした話である.
原十兵衛の妻は名前が無く(エンドロールでも「少女」となっている)台詞もない.只その「神秘的な美しさ」にエルヴェが惹かれるのみ.
また彼女の描き方も似而非ジャポニズム風で,あまり良い気持ちはしない.Photo_5
僕は元来外国映画で描かれる日本人の扱いには寛容な方で(爆),「サユリ」も「ラスト・サムライ」も特に問題はないと考えてきたが,今回の「少女」の立ち居振る舞いはペケと思う.
しかしまあ原作(「海の上のピアニスト」のアレッサンドロ・バリッコ)がそうなっているのであれば致し方ない.
映像は美しく音楽(坂本龍一によるソロピアノを多用したもの)は素敵.Photo_6
魅力はあるが,なんだったかよく判らないというところの残る映画.
★★☆(★5個が満点)
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» 『シルク』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「シルク」□監督 フランソワ・ジラール □原作 アレッサンドロ・バリッコ □脚本 フランソワ・ジラール、マイケル・ゴールディング □キャスト マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀、アルフレッド・モリナ、國村隼、本郷奏多■鑑賞日 1月26日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> そもそもこの映画を観てみようと思った理由のひとつは、『海の上のピアニスト』と同じアレッサンドロ・バリッコの原作だっ... [続きを読む]

受信: 2008/02/17 23:41

» シルク 31点(100点満点中) [(´-`).。oO(蚊取り線香は蚊を取らないよ)]
非常階段の丸顔な方 公式サイト 日本では『海の上のピアニスト』の原作者として知られるイタリアの作家、アレッサンドロ・バリッコの短編小説『絹』を、カナダ・フランス・イタリア・イギリス・日本の共同製作にて映画化。監督は『レッド・バイオリン』などで知られるフ....... [続きを読む]

受信: 2008/02/17 23:46

» 【2008-11】シルク(SILK) [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
人気ブログランキングの順位は? 海を越えてめぐり逢う、 美しく切ない純愛 愛は運命に紡がれ、そして永遠となる [続きを読む]

受信: 2008/02/20 22:25

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