独断的映画感想文:ホリデイ
日記:2008年5月3日(土)
映画「ホリデイ」を見る.
2006年.監督:ナンシー・マイヤーズ.
出演: キャメロン・ディアス(アマンダ),ケイト・ウィンスレット(アイリス),ジュード・ロウ(グラハム),ジャック・ブラック(マイルズ),イーライ・ウォラック(アーサー),エドワード・バーンズ(イーサン),ルーファス・シーウェル(ジャスパー).
クリスマスも近い日,ロンドンの新聞社に勤めるコラム担当のアイリスは,思いを寄せる元恋人ジャスパーの婚約発表を目の当たりにする羽目になり,一人住むコテージで泣き暮らす.
一方同じ頃,ロスアンジェルスに住む映画予告編制作者のアマンダは,恋人の浮気に激怒し男を自分の豪邸から叩き出す.
この両者はインターネット上で出会い,お互いの家を交換してホリディを過ごす「ホーム・エクスチェンジ」をすることになる.
それぞれお互いの家に落ち着いた直後,アマンダはアイリスの実兄で編集者のグラハムと,アイリスはアマンダの仕事仲間で作曲家のマイルズとそれぞれ出会ったのだが….
個人的にはキャメロン・ディアス,ジャック・ブラックというのはどちらかといえば苦手な方.しかしこの映画ではその取り合わせが面白い.
ケイト・ウィンスレットは少々期待外れ,何か昔に比べ顔がいかつくなったのではないかしら?
ジュード・ロウは期待通り,甘い中にも渋い存在感があって好みである.
この映画ではグラハムの私生活の展開と,アイリスがロスで出会った近所の引退した脚本家アーサーのエピソードが面白かった.ロマンスのサイド・ストーリーとして印象的.一瞬出てくるダスティン・ホフマンのシーンも気に入った.
結末は予想通りのべたなラブコメだが,肩の凝らない楽しい映画.
★★★☆(★5個が満点)
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