独断的映画感想文:HERO
日記:2008年12月某日
映画「HERO」を見る.
2007年.監督:鈴木雅之.
出演: 木村拓哉(久利生公平),松たか子(雨宮舞子),大塚寧々(中村美鈴),阿部寛(芝山 貢),勝村政信(江上達夫),小日向文世(末次隆之),八嶋智人(遠藤賢司),角野卓造(牛丸 豊),児玉清(鍋島利光),松本幸四郎(蒲生一臣),森田一義(花岡練三郎),中井貴一(滝田明彦),綾瀬はるか(泉谷りり子),国仲涼子(松本めぐみ),香川照之(黛 雄作),岸部一徳(桂山 薫),石橋蓮司(大藪正博),イ・ビョンホン(カン・ミンウ)(友情出演), 田中要次(マスター),古田新太(郷田秀次).
これは映画ではなくTVドラマをスクリーンに拡大したもの.また,法廷ものではなくアイドルもの.
これを法廷映画と思って見てしまった僕が悪かった.木村拓哉のTVドラマファンが見たら,面白く見られたろう.
法廷映画としては数々の不備があるが,それは言っても仕方がない.
普通,証人尋問の最中に検事が延々と意見陳述を始めてしまい,しかもその意見陳述にあろう事か凄腕と呼ばれる弁護士が共鳴してしまうなんてことは,ルール違反であろう.
しかしここではそれが最大の山場になっているので,後はそこを認めれば楽しいし認めなければ馬鹿馬鹿しい.
ただ,最後まで何故検察側が勝利できたのか判然としないまま終わったのが,心残り.
★(★5個が満点)
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