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2009/01/12

独断的映画感想文:めがね

日記:2009年1月某日
映画「めがね」を見る.1
2007年.監督:荻上直子.
出演:小林聡美(タエコ),市川実日子(ハルナ),加瀬亮(ヨモギ),光石研(ユージ),もたいまさこ(サクラ),橘ユキコ(おばさん),中武吉(おじさん),荒井春代(女性),吉永賢(氷屋),里見真利奈(少女),薬師丸ひろ子(森下).
空港に降り立つタエコ,ここはどこか南の島らしい.
がらがらとスーツケースを牽いて大分歩いた挙げ句たどり着いた宿は,ユージという主人とコージという犬のいる閑散としたところ.
部屋で一休みしたタエコが夕食はまだかと食堂に出ると,主人がお重箱にごちそうを詰めている.一緒に行きますかと聞かれタエコがいえ私は,と答えると,主人はじゃあ冷蔵庫の中のもの適当に食べてくださいと言って出かけてしまう.冷蔵庫には調理前の魚が1匹.
翌朝タエコが目覚めると枕元には正体不明の女(サクラ)が正座し,おはようと挨拶.サクラは浜でメルシー体操という体操を指導していて近隣の人が集まっている.タエコは堪りかねて近隣の別の宿に移ろうとするが,その宿は午前畑仕事・午後学習というもっと変な宿だった….
結局タエコはユージの宿でサクラたちと共に暮らすうち次第にその生活にはまっていく….
不思議な映画である.登場人物の過去とか事情とかは一切明かされない.場所も特定されず何時のことかも判らない.宿に入りびたるハルナは高校の教員らしいがその高校は描写されず,タエコを追って突如登場するヨモギもどういう事情があったかは不明.2
登場人物は皆,いつの間にかこの宿で「たそがれる」ことになるらしい.
物語がほとんどないので途中で何度も寝てしまったが,寝たから筋が判らなくなるということもない.見て心の和む美しい海の風景が,いつも画面を満たしている.
しかし考えようによっては不気味な映画で,ここに迷い込んだら二度と娑婆には戻れないのではないか,という気にもさせる映画.
題名は,ユージの宿に出入りする人が全員めがねを掛けているということ以外には,心当たりなし.
★★★(★5個が満点)
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