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2009/07/04

独断的映画感想文:クライマーズ・ハイ

日記:2009年7月某日
映画「クライマーズ・ハイ」を見る.7
2008年.監督:原田眞人.
出演:堤真一(悠木和雄),堺雅人(佐山達哉),尾野真千子(玉置千鶴子),高嶋政宏(安西耿一郎),山崎努(白河頼三),遠藤憲一(等々力庸平),田口トモロヲ(岸円治),堀部圭亮(田沢善吉),マギー(吉井弁次郎),滝藤賢一(神沢周作),皆川猿時(伊東康男),でんでん(亀嶋正雄),中村育二(粕谷隆明),螢雪次朗(追村穣),野波麻帆(黒田美波),西田尚美(安西小百合),小澤征悦(安西燐太郎).
日航ジャンボ機墜落事故に際し,群馬の地方紙のデスクを勤めた悠木を通して描く,記者達の悪戦苦闘.
登山を愛する悠木が友人の安西と谷川岳に向かおうという夜,日航ジャンボ機が行方不明になる.日航機事故の全権デスクを命じられた悠木は,不眠不休で記事の収集に努める.4
社内の上層部や販売部門,オーナー社長との軋轢に苦しみつつ,悠木は若手を統率しスクープを狙い地方紙の存在感を示そうと,必死の戦いを展開する….
現在の谷川岳ロッククライミング(悠木と安西の息子燐太郎とが登る)を挟みながら語られるこの大事故の取材ドラマは,ドキュメンタリーのように進行し,その迫力とスリルはなかなかのものだ.
大久保連赤(殺人鬼大久保清と連合赤軍事件が成功体験だったのか?)と揶揄される古い世代の上司との,凄まじい闘争と他方での共闘も印象的.見て損はない映画.
ただ原作がそうなのかとにかくエピソードが多い.2
触れられたままほったらかしのものもある.
安西は(あの晩くも膜下出血を起こしていたのだ)その後どうなったのか,悠木の別れた妻はどうなったか,遭難者名簿の子供の名前を見てぎくりとした悠木の驚きは何だったのか(彼自身の息子かと思ったが,結局息子と同い年という程度のことだろうと推測する),その辺のごちゃごちゃ感が惜しい.1
役者は豪華,昔朝日新聞にいた友人のT君そっくりの遠藤憲一(大好き)や,目立たず出ている西田尚美,でんでんが素敵.
田口トモロヲと螢雪次朗の競輪選手中野浩一を巡る話など,本筋ではないのだが絶品である.
★★★★(★5個が満点)
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» クライマーズ・ハイ [とつぜんブログ]
監督 原田眞人 出演 堤真一 堺雅人 尾野真千子 高嶋政宏 山崎努  時間のムダであった。こんな映画を観る時間があったら横山秀夫の原作を読んでた方がよほどいい。  阪神VS巨人を観ないで観たのに。でも、ま、そっちを観てても、阪神なんか山口、越智おらへんでも勝てると、原になめられ、内海に完投され、負けて、自力優勝なしになってもた。こんな映画でも観ていた方が精神衛生上良かったかも。  1985年8月。日航機墜落。地元の新聞社、北関東新聞は地元紙ならではの、強みを生かし、未曾有の航空機事故をいかに報道... [続きを読む]

受信: 2009/07/13 21:50

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