独断的映画感想文:アキレスと亀
日記:2009年8月某日
映画「アキレスと亀」を見る.
2008年.監督:北野武.
出演:ビートたけし(倉持真知寿),樋口可南子(幸子),柳憂怜(倉持真知寿(青年時代)),麻生久美子(幸子(青年時代)),中尾彬(倉持利助),伊武雅刀(菊田昭雄),大杉漣(倉持富輔),筒井真理子(倉持春),吉岡澪皇(倉持真知寿(少年時代)),円城寺あや(富輔の妻),徳永えり(倉持マリ),大森南朋(画商).
大金持ちの息子真知寿は絵が大好き,授業中だろうが構わず絵を描くが親をはばかり誰も文句を言わない.
出入りの画商や画家に褒められベレー帽までもらう.
ところが親の仕事が破綻し父は愛人と心中,母親は真知寿を弟の家に預け自殺.施設に預けられて成長した真知寿はひたすら絵を描き続ける.
画学校に通い,勤めた工場の事務員幸子と結婚,娘にも恵まれるが更にひたすら絵を描き続ける.
しかし絵は全く売れず,画商の言うまま試行錯誤を続けるのだが….
この映画は駄目でした.
面白くなく退屈で,映画の言わんとすることが何か判らないしそのことに興味も持てない.タケシ風のギャグの連発はうっとうしいだけだし,やたらマジで人が死ぬのは(7人ほど死んだかしら)正直嫌だ.アキレスと亀の比喩が何を示すのかも判らないが判りたくもない.途中で何度も寝た.
麻生久美子と樋口可南子がかわいそうである.
見るんじゃなかった.★なし.
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