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2010/01/06

独断的映画感想文:アンダーワールド ビギンズ

日記:2010年1月某日
映画「アンダーワールド ビギンズ」を見る.4
2009年.監督:パトリック・タトポロス.
出演:マイケル・シーン(ルシアン),ビル・ナイ(ビクター),ローナ・ミトラ(ソーニャ),スティーヴン・マッキントッシュ(タニス),ケヴィン・グレイヴォー(レイズ),シェーン・ブローリー(クレイヴン),ケイト・ベッキンセイル(セリーン).
ヴァンパイアとライカン(狼男族)の宿命の戦いを描くシリーズ3部作の完結編.と言ってもこの映画ではこの宿命の戦いの始まりを描く.
はじめは双子の兄弟から始まった両種族は,しかしヴァンパイア族がライカンを奴隷として支配し,強大な武力を背景に繁栄を誇っていた.7
しかしライカンの生まれのルシアンは,優れた知力に恵まれ,また自由にオオカミから人間へと変態を重ねることができた.ヴァンパイアの族長ビクターは,ルシアンを警戒しつつも彼を使ってライカンを統率できる可能性を考え,ルシアンを鍛冶職に就かせてその成長を見守る.
ビクターの一人娘ソーニャは何時しかルシアンと愛し合う仲になるが,そのことが大きな悲劇の発端となる….
この3部作に共通の雰囲気をこの映画も持っていて,そのことがまず魅力である.
最初から最後まで暗い色調の中で演じられる異人達の物語(ゴシックホラーと称せられる).そこで展開される激しいアクションシーンと殺戮のシーン.血なまぐさく,グロテスクでもあるこのシリーズの何処がこのように魅力的なのか.5
しかし見始めたら時の経つのを忘れて見入ってしまう不思議な力がこのシリーズにはある.
それは俳優達の魅力でもあり(ビル・ナイ,マイケル・シーン,ローナ・ミトラいずれも素晴らしい),また設定された古城や暗い牢獄の魅力でもある.その舞台を横糸に綴られるソーニャとルシアンの悲恋の物語は,両者の激しい性格も相まって強い印象を観客に与えるだろう.
見て損はない映画.2
なお前2作のヒロイン,ケイト・ベッキンセールは,最後のワンシーン,第1作のヒロインとしての姿を瞥見させるのみ.
余談だが,ケイト・ベッキンセールは実際にライカンの頭目マイケル・シーンのパートナーとなり子供を得た.しかしその関係は数年で破綻し,その後ケイトはこのシリーズ前2作の監督レン・ワイズマンと結婚したそうな.
★★★☆(★5個が満点)
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