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2010/04/10

独断的映画感想文:2012

日記:2010年4月某日
映画「2012」を見る.20124
2009年.監督:ローランド・エメリッヒ.
出演:ジョン・キューザック,キウェテル・イジョフォー,アマンダ・ピート,オリヴァー・プラット,タンディ・ニュートン,ダニー・グローヴァー,ウディ・ハレルソン,モーガン・リリー,ジョン・ビリングスレイ,ジョージ・シーガル,ジミ・ミストリー,パトリック・ボーショー,アガム・ダーシ,ヨハン・アーブ,トーマス・マッカーシー.
SFパニック映画.20123
太陽の異常から大量のニュートリノが放出され,それが地球のマントルと反応して地殻の大変動が起こる.
話の筋は小柴博士のノーベル賞と小松左京の「日本沈没」のパクリとしか思えないが,それを力業で地球規模の大パニック映画にしたのは,監督の腕力と言えよう.
この映画の見所は何と言ってもCGによる映像の力に尽きる.
とにかくビルは崩れハイウエイは人と車ごと吹っ飛び,谷は裂け海は押し寄せる.その中を主人公の車と飛行機だけは無事にすり抜け続けるご都合主義にはいささか辟易するが,映像の迫力は見応えあり.
主人公の一人であるジョン・キューザックのファミリーの行動にはいささか了解し難いところがあるし(彼らが無理な密航をしたおかげでアメリカ合衆国の船は全滅の危機に瀕する),人間側のドラマは全体に今ひとつと思える.
もっと大きな問題は,これがノアの箱船構想だということが,最後まで明確にならなかったことだろうか.20122
実は僕は終盤に至るまで「船」というのは宇宙船のことだと思いこんでいた(合衆国大統領が「地球は滅びるのです」等と言ったのでそう思いこんだのだが).
宇宙船と箱船では状況のどこがピンチかという意味で基本的な問題が変わってくる.その点は僕が勘が鈍いのか映画が不親切なのか.
まあそういう点はともかく,パニック映像の連続で158分を見せてしまう力には脱帽せざるを得ない.恐れ入りました.
★★★☆(★5個が満点)
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