独断的映画感想文:理想の彼氏
日記:2010年6月某日
映画「理想の彼氏」を見る.
2009年.監督:バート・フレインドリッチ.
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(サンディ),ジャスティン・バーサ(アラム),リン・ウィットフィールド(ローラ),ケリー・グールド(セイディ),アンドリュー・チェリー(フランクJr.),ローブ・カーコヴィッチ(ミッチ),サム・ロバーズ(フランク),ケイト・ジェニングス・グラント(ダフネ),ジェイク・チェリー,アート・ガーファンクル.
サンディは2人の子持ちの40歳バツイチ.
子どもの誕生日に旦那が近所の奥さんと出来ているのを発見,夫と別れ決然とニューヨークに出てくる.
以前から望んでいたスポーツ・チャンネルへの就職も決まってアパートを探す.たまたま訪れたカフェの2階が空いていることを知ったサンディはそこに入居することになる.
カフェで働くアラムは心優しい子ども好きの24歳,子どもの世話を頼んでいるうちにサンディとアラムは親しくなる.
アラムは大学を出たもののやりたいことが見つからず,結婚はしたもののグリーン・カード目当てだったフランス人のヨメには逃げられ,両親と同居している.
サンディは友人の紹介で男性とのデートに励み始めるが….
展開は非常にオーソドックスなラブコメ.題名が言うほど理想的な話ではなく,どちらかと言えば日常ベタな物語.
それでも二人の恋愛が育っていくあたりは微笑ましいし,それが急展開の後,いくつかの曲折を経て大団円を迎えたときは素直に感動した.
キャサリン・ゼタ=ジョーンズはさすがに魅力がある.
サンディの二人の子ども達は「クレヨンしんちゃん」張りのエロ・トークでのやんちゃぶりが可笑しい(もう少し可愛げがあっても良かったが).
こういう要素をうまく生かした物語の展開が印象的であった.
アラムの父親役で老ユダヤ人を演じていたのはアート・ガーファンクル,随分感じが変わったが紛れもなく本人である.
★★★☆(★5個が満点)
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