独断的映画感想文:アイアンマン
日記:2010年11月某日
映画「アイアンマン」を見る.
2008年.監督:ジョン・ファヴロー.
出演:ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク),ジェフ・ブリッジス(オバディア・ステイン),テレンス・ハワード(ローディ),グウィネス・パルトロー(ペッパー・ポッツ),ショーン・トーブ(インセン),レスリー・ビブ(クリスティン),ファラン・タヒール,サイード・バッドレヤ,ビル・スミトロヴィッチ,クラーク・グレッグ(コールソン),ティム・ギニー,ジョン・ファヴロー(ハッピー・ホーガン),スタン・リー,サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー).
アメリカを代表する兵器会社の2代目社長で天才発明家,トニー・スタークは,新しいミサイル兵器「ジェリコ」のお披露目でアフガニスタンを訪れる.
ところが彼の乗った車はゲリラに襲われ,彼は胸に負傷を負い拉致・監禁される.
「ジェリコ」と同等の兵器を作るよう強要された彼は,それを作るふりをして鋼鉄製のパワースーツを開発,それを身につけて脱出に成功する.
自社の兵器がゲリラ側にも使われていたことを目の当たりにした彼は,兵器製造の中止を宣言,自ら改良したパワースーツを着用し「アイアンマン」が平和を守ると宣言するが….
アメコミ映画化の作品として,バットマン等の先行する作品と共通点が多い.
この作品の場合彼の会社は兵器製造を止め,その代わりに彼が「アイアンマン」を勤めることで平和を守ると言っているわけだが,ゴッサム市一つをバットマンが守り切れていないのに,アイアンマン一人が何故世界平和を守れるのかがよく判らない.
案の定大変な騒ぎが持ち上がるのだが,まあそういうマジな視点に関しては,この作品は9.11以前の脳天気なスタンスを保っていると思って宜しい.
それよりは酒と女,美人秘書,最新鋭の車を乗り回すという,今風の007映画として楽しめばいいかも知れない.アクション映画としてテンポ良く,気楽に楽しめる.
★★★(★5個が満点)
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