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2011/02/06

独断的映画感想文:パーフェクト・ゲッタウェイ

日記:2011年2某日
映画「パーフェクト・ゲッタウェイ」を見る.6
2009年.監督:デヴィッド・トゥーヒー.
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ(シドニー),ティモシー・オリファント(ニック),キエレ・サンチェス(ジーナ),スティーヴ・ザーン(クリフ),マーリー・シェルトン(クレオ),クリス・ヘムズワース(ケイル).
冒頭,楽しげにじゃれ合いながらハネムーンの目的地,ハワイはカウアイ島に向かうニックとシドニーのカップル.二人は往復に徒歩で2日かかるビーチを目指しトレッキングの行程にはいる.
途中ヒッチハイクを求めてきたクレオとケイルのカップルをそのうさんくさそうな態度からやり過ごし,ビーチへの行程ではニックとジーナのカップルと同行することになる.
ところがニュースによると,オアフ島で猟奇殺人を行った犯人がカウアイ島に潜入したらしい.犯人はカップルだというのだが….1
この作品は前半が,行き止まりのビーチに向かった3組のカップルの誰が殺人犯かというミステリー,後半がサバイバルアクション映画となる.
他のblogでも表示があるかとも思うが,この映画については,ネタばらし無しにその紹介をするのは至難の業である.
それはこの映画にはある種のルール違反があるからである.
単純に言うと,映画が観客に与える情報に嘘が含まれているのだ.という訳で観客はある時点からあっと驚くことになるのは間違いない.そのことを「怪しからん!」と思うか「やられた!」と思うかでこの映画の評価は大きく変わるだろう.
僕は当初「怪しからん!!!」と思っていたが,その後に展開されたスピード感あふれるアクションシーンに免じ「やられた」派に転じることとなった.4
映画はハッピーエンドで終わるが,それもねえ,どう言って良いかねえ.
俳優ではキエレ・サンチェスがサービス満点の大活躍.見て損はない映画.
★★★☆(★5個が満点)
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