« 独断的映画感想文:真幸くあらば | トップページ | 独断的映画感想文:GANTZ »

2011/08/22

独断的映画感想文:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

日記:2011年8月某日
新宿ピカデリーで映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」を3D字幕版で見る.203
2011年.監督: デヴィッド・イェーツ.
出演:ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター),ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー),エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー),ヘレナ・ボナム=カーター(べラトリックス・レストレンジ),ロビー・コルトレーン(ルビウス・ハグリッド),レイフ・ファインズ(ヴォルデモート),マイケル・ガンボン(アルバス・ダンブルドア),ワーウィック・デイヴィス(グリップフック(小鬼)),ジェイソン・アイザックス(ルシウス・マルフォイ),ジョン・ハート(オリバンダー老人),アラン・リックマン(セブルス・スネイプ),マギー・スミス(ミネルバ・マクゴナガル),ジュリー・ウォルターズ(ウィーズリー夫人),マーク・ウィリアムズ(アーサー・ウィーズリー),トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ),ボニー・ライト(ジニー・ウィーズリー),ジェームズ・フェルプス(フレッド・ウィーズリー),オリヴァー・フェルプス(ジョージ・ウィーズリー),イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド),エマ・トンプソン(シビル・トレローニー),デヴィッド・シューリス(リーマス・ルーピン),ゲイリー・オールドマン(シリウス・ブラック),ジム・ブロードベント(スラグホーン).
10年来のシリーズの最終回.202
この長い物語の終わりとして,全ての登場人物に決着をつけ全ての謎を解き明かすことが期待されるが,それは並大抵のことではない.
それに対してこの映画では,主人公の出生の秘密とデルモベートの分霊の行方という,最大の謎の解明に殆ど全ての主要登場人物を巻き込むことで,最終編に相応しい映画の構成となっている.
それにしても10年前幼いハリーが登場したあの牧歌的なファンタジーの舞台・ホグワーツがこの様な瓦礫の廃墟となるとは.
闇の帝王との闘いにその最後の一兵まで動員するホグワーツの闘いには,胸を打たれる.死を覚悟してそれぞれの配置につく魔法使いの先生と生徒達.
初期のシリーズでは少年少女の勇気がテーマだったが,今この最終回では青年戦士の勇気がテーマとなっていることが,印象的だ.201
その代表は言うまでもなく主人公ハリーであって,ハリーの決意は物語の謎そのものと絡み合い,クライマックスへの最大のステップとなる.
ホグワーツへの総攻撃の進む中,デルモベートの分霊をゲリラ的攻撃で一つずつ潰していくハリー達.この行くへに最後の対決がある.
圧倒的なCGの出来も印象的,一見の価値有り.
★★★★☆(★5個が満点)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキングへ


« 独断的映画感想文:真幸くあらば | トップページ | 独断的映画感想文:GANTZ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 独断的映画感想文:ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2:

« 独断的映画感想文:真幸くあらば | トップページ | 独断的映画感想文:GANTZ »