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2011/09/19

独断的映画感想文:プリズン211

日記:2011年9月某日
映画「プリズン211」を見る.Photo
2011年.監督:ダニエル・モンソン.
出演:ルイス・トサル,アルベルト・アンマン,マルタ・エトゥラ,アントニオ・レシネス,マヌエル・モロン,カルロス・バルデム,ルイス・サエラ,ビセンテ・ロメロ,フェルナンド・ソト.
スペイン映画.
身重の妻を抱えたファンは,刑務官に就職が決まり,翌日からの勤務を控え現場に見学にやってくる.
ところが事故があって頭に怪我を負って手近の独房に担ぎ込まれたファン,その直後刑務所では暴動が発生しファンはその中に取り残される.
とっさに囚人を装ったファンは,囚人達のリーダー・マラマドレに気に入られその右腕になる.
一方事件を知った妻は刑務所の門前に駆けつけたが,そこは集まった囚人達の家族で騒然としていた.刑務所側の強権的な排除の渦中で妻は警棒で殴られ重傷を負う….
誠に意外な展開の連続で先の読めない物語.
マラマドレは何人も殺している殺人犯だが人情家で人望がある一方,彼を付け狙う勢力もいる.
刑務所側が情報源として利用している囚人もいる一方,外の情報源を持っている囚人もいて,それが誰なのかもサスペンスの一要因.
暴動が起こって解決しハッピーエンドという展開とはならず,かけ離れた結果に息を呑む.
登場人物もそれぞれに魅力的.見て損は無し.
★★★☆(★5個が満点)
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