独断的映画感想文:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
日記:2012年1月某日
映画「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」を見る.
2010年.監督:瀬田なつき.
出演:大政絢(まーちゃん(御園マユ)),染谷将太(みーくん),三浦誠己(藤田:刑事),山田キヌヲ(10年前の誘拐犯の妻),鈴木卓爾(10年前の誘拐犯),宇治清高(菅原道真),田畑智子(上杜奈月),鈴木京香(坂下恋日).
まーちゃんは一人暮らしの女子高生,10年前の誘拐事件のトラウマのため壊れている.
そんなまーちゃんのところに,誘拐事件の時もまーちゃんを助けたみーくんがやってくる.まーちゃんは大喜び,
子供の様にみーくんに甘えるが,まーちゃんの家には何故か誘拐されてきた姉弟が縛られて物置に監禁されていた.しかも折しも周辺では連続殺人事件が発生しているという….
ふわふわした現実味のない映画の展開は,凄惨な過去の事件と現在のまーちゃんの状態を描くための方便か.
こういうライト・ノベルの表現にはなじめない.
染谷将太と大政絢にはそれなりに魅了があったが,まーちゃんの壊れた程度とか,みーくんは何処で何をしていたのかなど(そんなことは知る必要はないのかも知れないが)気にかかるところ.
何となく消化不良のまま映画は終わってしまった.僕も古い人間になってしまったのでしょうね.
★★★(★5個が満点)
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