独断的映画感想文:世界侵略:ロサンゼルス決戦
日記:2012年3某日
映画「世界侵略:ロサンゼルス決戦」を見る.
2011年.監督:ジョナサン・リーベスマン.
出演:アーロン・エッカート(マイケル・ナンツ曹長),ラモン・ロドリゲス(ウィリアム・マルティネス少尉),ミシェル・ロドリゲス(エレナ・サントス曹長),ブリジット・モイナハン(ミッシェル),Ne-Yo(ケビン・ハリス伍長),マイケル・ペーニャ(ジョー・リンコン).
世界主要都市の沖合に一斉に流星群が墜落する.その後海中からは巨大宇宙船が現れ,宇宙人の兵士が上陸して破壊と殺戮が始まる.
ロサンゼルスでは市内に防衛線を敷き応戦に努めるが,マルティネス少尉率いる海兵隊の分隊は,西警察署に孤立した民間人の救援に赴くことになった.
分隊は本隊にはぐれた空軍のサントス曹長も加えて民間人を発見保護するが,戦闘は熾烈を極め救援ヘリも撃墜されてしまう.
分隊は持てる戦闘力と知恵の限りを尽くし,民間人救援の任務を全うしようとするが….
映画の開始から終わるまで,プロローグ・エピローグを除けば全編これ熾烈な戦闘シーンのオンパレード,息もつかせず一気に結末まで持っていく腕前は,さすがにアメリカ戦争映画の真骨頂.
しかも今回の映画は,宗教も絡まず人種問題もなく,問答無用で攻めてきたエイリアンとの戦闘なので,ややこしいことは何もなし.
海兵隊の英雄的献身的戦いを素直に褒め称えていれば宜しい.
まあアメリカ人の精神浄化にはうってつけの映画でしょうね.
この映画を題材に,各国軍隊は自分たちだったらエイリアンと戦ってどうよ,という点を自己点検して頂きたいものです.
災害危機管理映画としても教訓的かも.
★★★☆(★5個が満点)
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