独断的映画感想文:RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ
日記:2013年1月某日
映画「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」を見る.
2011年.監督:蔵方政俊.
出演: 三浦友和(滝島徹),余貴美子(滝島佐和子),小池栄子(片山麻衣),中尾明慶(小田友彦),吉行和子(井上信子),塚本高史(片山光太),岩松了(島村洋二),徳井優(河野啓司),中川家礼二(楠木雅也),仁科亜季子(深山朋香),清水ミチコ(沢田良子),立川志の輔(出前のオヤジ),米倉斉加年(吉原満),西村雅彦(冴木俊也).
滝島徹は富山電鉄の運転士一筋35年無事故無違反,近く定年を迎える.
苦労をかけた妻と海外旅行を等と考えているが,妻は在宅ケアの就職をしたいと言い出す.徹が承知しないのを見定めた妻は,家を出て行ってしまった.
出産間近い娘に自分のことしか考えていないとなじられるが,徹はなかなか釈然としない.一時帰宅した妻は,離婚届と結婚指輪をおいて再び出て行った….
まあそれなりのキャストと評判を取った前作のシリーズものという位置づけながら,あまり印象に残らなかった作品.
ありがちなストーリーと登場人物達のそこそこの確執,あまり突き詰めないままの起承転結という感じ.
鉄道ファンにはこの地方鉄道の沿線風景は手応えあるものかも知れないが,小生にはそういう楽しみも縁がない.
音楽の使い方も類型的で感心しなかった.
平均点はとれるかも知れないが,感動を呼ぶところまではどうかしら.
★★☆(★5個が満点)
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