独断的映画感想文:映画 ひみつのアッコちゃん
日記:2013年4月某日
映画「映画 ひみつのアッコちゃん」を見る.
2012年.監督:川村泰祐.
出演:綾瀬はるか(加賀美あつ子(アッコ)),岡田将生(早瀬尚人),谷原章介(熱海専務),吹石一恵(青山マリくん),塚地武雅(守衛さん),大杉漣(中村前社長),吉田里琴(少女のあつ子(アッコ)),もたいまさこ(大庭鶴子(ツルさん)),鹿賀丈史(鬼頭(キトウって人)),香川照之((特別出演)鏡の精).
アニメの「ひみつのアッコちゃん」は見たことが無いのだが,こちらの実写版は大人のファンタジー.
大事にしていた鏡を割ってしまったアッコちゃん,その夜鏡の妖精が現れて,ひみつの鏡を貰う.
呪文を唱えれば何にでもなれるその鏡,アッコちゃんは大人の自分になることにはまってしまい,デパートの化粧品売り場で出会った尚人と知り合いになる.
冬休みの間のアルバイトとして尚人の会社に潜り込んだアッコちゃんは,小学生らしい奇想天外な発想で大騒動を巻き起こす一方,大人の社会の難しさを勉強していくのだったが….
小学生がそのまま大人になって会社で大騒動という物語を演ずる天然系俳優と言えば,綾瀬はるかはまさにうってつけであろう.
大笑いしてやがてちょっとしんみりすると言うコメディの王道を,大仰になる一歩手前,馬鹿馬鹿しくなる一歩手前ですり抜けていく綾瀬はるかのスピード感が,この映画の面白さ.
爆弾騒ぎの辺りはちょっとやり過ぎの感じがしたけれど,全体としては主演二人の魅力を楽しめる映画である.
株主総会のシーンには素直に感動した.エピローグもなかなかに宜しい.早稲田大学算数学部って,本当にあったら良いのにね.★★★★(★5個が満点)
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