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2013/06/24

番外:独断的歌舞伎感想文:歌舞伎座新開場 杮葺落六月大歌舞伎 第三部「鈴ヶ森/助六」

日記:2013年6月某日
歌舞伎「歌舞伎座新開場 杮葺落六月大歌舞伎 第三部」を見る.130623
「一、御存 鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)」.
出演:幡随院長兵衛(幸四郎),東海の勘蔵(團蔵),飛脚早助(錦吾),北海の熊六(家橘),白井権八(梅玉).
昨年2月には勘三郎で見たこの芝居,梅玉の白井権八が落ち着いて良かった.幸四郎の幡随院長兵衛は,個人的には昨年の吉右衛門の方が好きである.
「二、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」.
出演:花川戸助六(海老蔵),三浦屋揚巻(福助),通人里暁(三津五郎),朝顔仙平(又五郎),福山かつぎ(菊之助),三浦屋白玉(七之助),男伊達山谷弥吉(亀鶴),同 田甫富松(松也),同 竹門虎蔵(歌昇), 同 砂利場石造(萬太郎), 同 石浜浪七(巳之助), 傾城八重衣(壱太郎),同 浮橋(新悟),同 胡蝶(尾上右近),同 愛染(米吉),同 誰ヶ袖(児太郎),茶屋廻り(竹松),同(廣太郎),同(種之助),同(廣松),文使い番新白菊(歌江),奴奈良平(亀蔵),国侍利金太(市蔵),遣手お辰(右之助),三浦屋女房お京(友右衛門),曽我満江(東蔵),髭の意休(左團次),くわんぺら門兵衛(吉右衛門),白酒売新兵衛(菊五郎),口上(幸四郎).
豪華絢爛江戸歌舞伎助六が堪能できる舞台である.
台詞一つ無い端役に至るまでベテランを配したこの舞台,様々な楽しみに満ちあふれる.
冒頭5人出来た傾城の品定め(個人的には美貌では壱太郎,米吉,台詞では新吾,右近というところか),髭の意休の貫禄(左団次が元気で何より),通人里暁の当意即妙なアドリブ(十二世市川團十郎に捧ぐ,と題したこの公演では三津五郎の人柄が何とも印象的)等々それぞれに見応えあり.
福助の揚巻は,その素晴らしい打ち掛けを披露した立ち姿が舞台を支配して美しい.海老蔵は市川宗家の後嗣としてもっと大胆で良かったと思うが,まずまずの出来.
まあ内輪の反省会では皆あれこれと悪口を言い合いましたが,やはり助六という芝居はお祭りとして楽しく素晴らしい.
また次の助六を見るのが楽しみである.
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