独断的映画感想文:キューティ・ブロンド
日記:2013年7月某日
映画「キューティ・ブロンド」を見る.
2001年.監督:ロバート・ルケティック.
出演:リース・ウィザースプーン(エル・ウッズ),ルーク・ウィルソン(エメット),セルマ・ブレア(ヴィヴィアン),マシュー・デイヴィス(ワーナー),ヴィクター・ガーバー(キャラハン教授),ジェニファー・クーリッジ(ポーレット),アリ・ラーター(ブルック・テイラー・ウィンダム),ホーランド・テイラー(ストロムウェル教授),ラクエル・ウェルチ(ウィンダム・ヴァンダーマーク夫人).
ブロンドの個性派美人エルは,女子学友会の会長を務めファッション販売を専攻する大学の人気者.
ところが政治家志望の恋人ワーナーから別れ話を持ち出される.理由は政治家の妻にはブロンドはふさわしくないとのこと.
ワーナーがハーバードのロー・スクールに進学すると知ったエルは,持ち前の集中力を発揮して難関を突破,ワーナーの同級生になることに成功するが….
およそロースクールには不似合いなブロンド美人エルが,真面目にロースクールの教育課程に取り組み,彼女特有の能力を発揮して大成功を収めるというちょっと変わったラブコメディ.
この映画のポイントは主役の魅力に尽きる.彼女は典型的な美人とは言えないが,その明るさと積極性は何ものに代えがたい.ファッションと恋愛にうつつを抜かしているようで,初めはロースクールの学生にはいじめられるが,彼等にはない発想で「実習」の裁判に勝訴してしまう等の大活躍.
しかしこの大活躍が只のラッキーではなく,エルの努力に依るところがしっかり描かれている.ネイル・サロンのおばさん等誰とでも仲良くなってしまうエルの性質も可愛らしい.こういうエルをリース・ウィザースプーンが過不足なく演じている.
脇役陣もそれぞれに魅力を発揮,見て損はない映画.
★★★☆(★5個は満点)
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