独断的映画感想文:L.A. ギャング ストーリー
日記:2013年10月某日
映画「L.A. ギャング ストーリー」を見る.
2012年.監督:ルーベン・フライシャー.
出演:ジョシュ・ブローリン(ジョン・オマラ巡査部長),ライアン・ゴズリング(ジェリー・ウーターズ巡査部長),ショーン・ペン(ミッキー・コーエン),ニック・ノルティ(パーカー市警本部長),エマ・ストーン(グレイス・ファラデー),アンソニー・マッキー(コールマン・ハリス巡査),ジョヴァンニ・リビシ(コンウェル・キーラー巡査),マイケル・ペーニャ(ナビダ・ラミレス巡査),ロバート・パトリック(マックス・ケナード巡査),ミレイユ・イーノス(コニー・オマラ),サリヴァン・ステイプルトン(ジャック・ウェイレン),ホルト・マッキャラニー(カール・ロックウッド).
1949年,L.A.を仕切るギャングミッキー・コーエンの勢いは止まるところを知らず,警察署長,保安官,判事,政治家等はいずれも買収されている.
事態を憂慮した市警本部長は,ギャングに立ち向かう警官・オマラ巡査部長を抜擢し,警官の身分を隠してギャングを実力で制圧する秘密分隊の組織を命じる.
頭脳派ではないオマラは,妻の助けを借りてメンバーを選抜.彼等は勇躍コーエンの賭博場を襲う武装強盗を実行するが,何と賭博に興じていた制服警官の反撃を受け失敗,オマラは保安官に逮捕され拘留されてしまう….
実話に基ずきギャング対警察非公然部隊の抗争を描くアクション映画.この後何とか脱走に成功した彼等にコーエンの愛人グレイスと付き合っているウーターズ巡査部長が合流,彼等はコーエンの私宅に盗聴マイクを仕掛け,次々とコーエンの「事業」を襲撃,L.A.は軽機関銃の銃弾飛び交う大戦争へと突入する….
何とも荒っぽい史実を描くとんでもなく荒っぽい映画.
コーエンは残忍無慈悲なギャングで失敗した部下はいずれも惨殺されるし,ギャング対オマラ一統の戦闘は市街戦あり爆弾あり放火ありの半端でない衝突だし,アメリカでは普通なのかも知れないが,いささか暴力に辟易した.
ショーン・ペンが圧倒的に魅力があるが,ライアン・ゴズリング,エマ・ストーンの美男美女も素敵.
派手なシーンが多い割りには小粒感があるのは何故かしら?
★★★(★5個が満点)
人気ブログランキングへ
コメント