独断的映画感想文:ホワイトハウス・ダウン
日記:2014年3月某日
映画「ホワイトハウス・ダウン」を見る.
2013年.監督:ローランド・エメリッヒ.
出演:チャニング・テイタム(ジョン・ケイル),ジェイミー・フォックス(ジェームズ・ソイヤー大統領),マギー・ギレンホール(キャロル・フィナティ特別警護官),ジェイソン・クラーク(エミール・ステンツ),リチャード・ジェンキンス(イーライ・ラフェルソン),ジョーイ・キング(エミリー・ケイル),ジェームズ・ウッズ(マーティン・ウォーカー).
下院議長のボディーガードを務めるジョン・ケイルは,大統領とホワイトハウスの熱烈なファンである娘のエミリーと共に,大統領特別警護官の面接を受けるためホワイトハウスを訪れる.
旧知の警護官キャロルの面接を受けるが敢えなく不合格,止むなく娘と共にホワイトハウスツアーに参加することになる.
ところがホワイトハウス内で突如大爆発が起こり,大統領は警護官マーティンの裏切りにより拉致されようとするが,そこに遭遇したジョンに救われ,2人は外への脱出を図る.
一方人質になったエミリーは犯人達の映像を盗み撮りして自分のブログに送信,公開する.大統領の生死不明という事態に副大統領が大統領職を引き継ぎ,犯人攻撃のため人質もろともホワイトハウス爆撃を命じるが,犯人達はハッキングによりミサイル発射ボタンを作動させた….
なかなかに迫力のある映画である.
「自由世界の盟主」アメリカ大統領が窮地に陥ると共に,核のボタンは誰の手に落ちるのか,マーティンの黒幕は誰か,発射されたミサイルはどうなるか等々,息もつかせぬスピーディーな展開の中数々のテーマが浮かんでは展開する.
ジョンの大車輪の活躍も見どころだが,エミリーの活躍や大統領自身の奮闘も見応えあり.誰が敵で誰が味方か,最後まで判らない混沌としたストーリーが面白い.一見の価値あり.
★★★★(★5個が満点)
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