独断的映画感想文:ローン・レンジャー
日記:2014年3月某日
映画「ローン・レンジャー」を見る.
2013年,監督:ゴア・ヴァービンスキー.
出演:ジョニー・デップ(トント),アーミー・ハマー(ローン・レンジャー(ジョン・リード)),トム・ウィルキンソン(レイサム・コール),ウィリアム・フィクトナー(ブッチ・キャヴェンディッシュ),バリー・ペッパー(キャプテン・フラー),ヘレナ・ボナム=カーター(レッド・ハリントン),ジェームズ・バッジ・デール(ダン・リード),ルース・ウィルソン(レベッカ・リード).
1933年のこと,ローン・レンジャーのマスクをした少年が見世物小屋に入ると,老トントの人形が声をかけてくる.人形は少年を相手に1867年の自分とローン・レンジャーの物語を話し始める….という妙な設定で始まる映画.
ジョン・リードは法律の勉強を終え,故郷へ検事として帰ってくるが,同じ列車で護送されていたブッチを部下達が奪還する騒ぎに巻き込まれる.
ジョンの兄ダンはレンジャーとして隊員と共にブッチ再逮捕に乗りだし,ジョンも同行するが,案内人の裏切りでブッチ一味に待ち伏せされ,隊は全滅する.
ジョンはトントに救われブッチを追うが,コマンチ族の襲撃の噂が流れ,ダンの妻と息子が危機に瀕する….
長い長い意味の良く分からない前置き部分と,「ウィリアム・テル序曲」に乗ってアクションの展開するラスト30分からなる退屈な映画.
ローン・レンジャー前史と言った方が良いビギニング物だが,必然性がどこにあるのかと言いたくなるようなエピソードがだらだらと続く前置きは,白馬シルバーとジョニー・デップのトントのとぼけた演技がなければ,とても最後まで見通せないだろう.
ラスト30分はまあ面白かったけど,2度見たいとは到底思えません.ヒマで仕方のないジョニデファンにお勧め.★★☆(★5個が満点)
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