独断的映画感想文:サイド・エフェクト
日記:2014年5月2日(金)
映画「サイド・エフェクト」を見る.
2013年.監督:スティーヴン・ソダーバーグ.
出演:ジュード・ロウ(ジョナサン・バンクス博士),ルーニー・マーラ(エミリー・テイラー),キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(ヴィクトリア・シーバート博士),チャニング・テイタム(マーティン・テイラー).
映画の冒頭,血にまみれた床,船の模型が飾られている部屋の様子が一瞬描かれる.
その3ヶ月前,インサイド取引で収監されていた夫が釈放された翌日,鬱病で治療中の妻エミリーは自殺を図る.
彼女を担当することになったバンクスは,彼女の前の主治医シーバーと博士と連絡を取り治療方針を探るが,エミリーは服用中の薬の副作用を訴え,新薬の処方を希望する.
ところがバンクスが処方した新薬の副作用で夢遊病を発症したエミリーは夫を刺殺,バンクスは思いがけない窮地に立たされる….
やや短めの作品だがその中にかなり複雑な利害関係や人間関係が描かれて,理解が追いつかない.
結局バンクスはある種の罠にはまったらしいが,その原因である利害関係が良く理解できない.バンクスを陥れることで誰がどういう仕掛けで利益を得るのか??
役者はジュード・ロウが好感の持てる演技だったが他は印象に残らず.ジュード・ロウって顔も雰囲気も渡辺謙に似ていると,改めて思うが,如何でしょうか?.
★★☆(★5個が満点)
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