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2014/05/24

独断的映画感想文:42 ~世界を変えた男~

日記:2014年5月某日
映画「42 ~世界を変えた男~」を見る.421
2013年.監督:ブライアン・ヘルゲランド.
出演:チャドウィック・ボーズマン(ジャッキー・ロビンソン),ハリソン・フォード(ブランチ・リッキー),ニコール・ベハーリー(レイチェル・ロビンソン),クリストファー・メローニ(レオ・ドローチャー),アンドレ・ホランド(ウェンデル・スミス),ルーカス・ブラック(ピーウィー・リース),ハミッシュ・リンクレイター(ラルフ・ブランカ),ライアン・メリマン(ディクシー・ウォーカー),ブラッド・バイアー(カービー・ヒグビー),ジェシー・ルケン(エディ・スタンキー),アラン・テュディック(ベン・チャップマン).
米大リーグ初めての黒人選手,ジャッキー・ロビンソンの伝記映画.422
1945年,大戦の終了と共に,復員した選手を迎えアメリカは空前の野球ブームとなる.そのなかで,ブルックリン・ドジャーズのGMブランチ・リッキーは黒人選手との契約を決意,この年3Aに入団させたジャッキーは,その実力で1947年,初の黒人メジャーリーガーとなった.
しかし彼を襲う差別の嵐はチームをも巻き込み,ジャッキーは苦闘を強いられる….
1940年代のアメリカの差別の状況は,目の当たりにするのが苦しいほどだ.黒人を差別しないことは白人の沽券に係わるという風潮が,未だ支配的だった時代である.
ただ,差別が深刻ならその差別と戦う側の立ち位置も深刻で,3A時代の南部ではジャッキーは夜中に友人宅から逃げ出さなければ命が危なかったし,メジャーになってからもドジャーズ全員がアウエイの宿泊先に泊めてもらえなかったことがある.423
ブランチ・リッキーが体を張って差別者を糾弾していく姿が勇ましい.
この映画はまさに黒人メジャーリーガーを生み出すための,アメリカ自身の苦しみを描いているとも言える.
この努力が現在まで続いていることは,先のNBAオーナーの事件を見ても明らかだ.差別も深いが反差別も筋金入りなのだ.この映画はそういうアメリカを描いて感動的.
またこの映画はスポーツ映画としても,この年のドジャーズの優勝を巡るはらはらどきどきを描いて秀逸である.見て損はなし.
★★★★(★5個が満点)
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