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2014/08/04

独断的映画感想文:少女は自転車にのって

日記:2014年7月某日
映画「少女は自転車にのって」を見る.0
2012年.監督:ハイファ・アル=マンスール.
出演:ワアド・ムハンマド(ワジダ),リーム・アブドゥラ(母).
サウジアラビア初の女性監督による長編デビュー映画.
サウジの首都リアド,女性達は体を覆う黒衣アバーヤと髪を隠すスカーフ・ヒジャブを身につけることを強いられる他,戒律と因習に縛られる日々を送る.2
10才のワジダは母親と暮らすおてんば娘,アバーヤの下はジーンズとスニーカー,耳にはピアス.同級生アブドゥラが持っている自転車がうらやましくて仕方が無い.
自分で編んだミサンガを同級生に売ったりしてお金を貯めるが,なかなか自転車には手が届かない.
ところが学校で懸賞金付きコーラン暗唱コンテストが開かれることになった.ワジダはそれまで殆ど関心の無かったコーラン暗唱に必死に取り組むが….1_2
ワジダの父は男子が生まれないため第2夫人を娶ろうとしている.その為ワジダの家には殆ど金を入れない.母は働きに出ているが,街中を一人で歩けないため女性同士の乗り合いタクシーで通勤する.
学校の規律は厳しく,規律を破った生徒は退学させられるか,親が嫁に出してしまう.
この様な状況下で,しかし自転車獲得の為,溌剌としたたかに頑張るワジダを思わず応援したくなる.いたいけなワジダの奮闘に胸が熱くなる,そんな映画である.3
女性監督の視点らしく俯瞰ショットは殆どなく,ワジダ等の目線に沿った描写が印象的だ.
★★★★(★5個が満点)
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