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2014年11月に作成された記事

2014/11/30

独断的映画感想文:そこのみにて光輝く

日記:2014年11月某日
映画「そこのみにて光輝く」を見る.4
2013年.監督:呉美保.原作:佐藤泰志.
出演:佐藤達夫(綾野剛),大城千夏(池脇千鶴),大城拓児(菅田将暉),中島(高橋和也),松本(火野正平),大城かずこ(伊佐山ひろ子),大城泰治(田村泰二郎).
達也は函館のアパートに住む青年.事情があって山砂利採取の仕事を辞め,酒とパチンコの無為な日々を送っている.3
或る日パチンコで出会った拓児は人の良いチンピラ.拓児の家に誘われ,焼きめしをご馳走になる.
その家は海辺のバラックで,父は中風で寝たきり,母はその介護をし,姉千夏は夜の仕事をしている.拓児は喧嘩で人を刺し保護観察中の身,その保証人である拓児の雇用主・中島は,立場を利用して千夏の体を自由にしている.
達也は千夏に惹かれ二人は愛し合うようになるが….
「海炭市叙景」の原作者・佐藤泰志による,もう一つの函館の物語.
貧困の隘路に陥った人々の再生への苦闘を描く.2
主人公達也,拓児,千夏の人物像が魅力的である上,それぞれを演じる役者が好演.特に菅田将暉の拓児は心に残る.
彼等の運命を切り拓くのは,まさに達也・千夏の愛情であり拓児・達也の友情であることが,観客の胸を打つであろう.
「海炭市…」同様函館の街の設定は重苦しいが,映画らしい魅力が際立つ好編,見て損はなし.
★★★★(★5個が満点)1
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2014/11/16

独断的映画感想文:ダラス・バイヤーズクラブ

日記:2014年11月某日
映画「ダラス・バイヤーズクラブ」を見る.0
2013年.監督:ジャン=マルク・ヴァレ.
出演:マシュー・マコノヒー(Ron Woodroof),ジャレッド・レト(Rayon),ジェニファー・ガーナー(Dr. Eve Saks),デニス・オヘア(Dr. Sevard),スティーヴ・ザーン(Tucker ),グリフィン・ダン(Dr. Vass).
電気工事士でロデオ騎手でもあるロンは,酒タバコ・ヤク漬けの日々を送る女好き.体調が悪化したある日,電気事故のため昏倒して運ばれた病院で,HIV陽性で余命30日の衝撃的な宣告を受ける.
宣告を信じられず病院を飛び出したロンは,臨床試験中の新薬AZTを密かに入手し服用するが病状は悪化,紹介されたメキシコの医者の元に辿り着く.1_2
ここで免疫系を賦活するサプリメントや毒性のないペプチドT等の治療で回復したロンは,AZT等の薬剤の毒性を確信,自分が服用した薬剤を供給するための組織:ダラス・バイヤーズクラブを,知り合ったゲイのレーヨンと共に立ち上げる.
会費400ドルを払えば薬は無料で配布されるシステムは,未認可薬剤を購入するという非合法性を免れる仕組みだが,薬を密輸等で仕入れてくるロンはFDA(米国食品医薬品局)の猛烈な追及を受ける….
重い題材を扱いながら,極めて魅力的な映画.2_3
その魅力の多くは,主人公ロンとレーヨン,ロンの主治医イブの個性にある.この3人はいずれも破天荒な人物,ロンとレーヨンは酒と薬漬けの日々を送り,一方イブはマジメな勤務医ながらFDAの認可のもと企業が進めるAZTの臨床試験には批判的で,企業に抱き込まれた上司とは衝突する存在.
しかしこの3人はいずれも,AIDSとの戦いにおいて極めて誠実であった.
ロンは感染が明らかになって以来セックスはせず,免疫力を弱めるヤクもぴたりと止めた.クラブにやってきたHIV感染患者の女性と久しぶりに心ゆくまでファックする(失礼)シーンは,微笑ましい.
レーヨンは薬が止められず病状の進行を止められなかった.大金持ちの御曹司であるレーヨンが,既に死を覚悟しつつクラブの危機を救う金策のため,男装に戻りシックなスーツを着て父親を訪れるシーンは,涙を禁じ得ない.3_2
クラブの盟友達が,真の友情に結ばれてお互いにハグし合うラストシーンは,観客の心に残るだろう.
アカデミー賞主演男優賞、助演男優賞、メイク・ヘアスタイリング賞を獲得した骨太な映画.マシュー・マコノヒー,ジャレッド・レト,ジェニファー・ガーナーの演技は長く記憶に残るだろう.
★★★★☆(★5個が満点)
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独断的映画感想文:あなたを抱きしめる日まで

日記:2014年11月某日
映画「あなたを抱きしめる日まで」を見る.1
2013年.監督:スティーヴン・フリアーズ.
出演:ジュディ・デンチ(フィロミナ),スティーヴ・クーガン(マーティン・シックススミス),ソフィ・ケネディ・クラーク(若き日のフィロミナ),アンナ・マックスウェル・マーティン(ジェーン),ミシェル・フェアリー(サリー・ミッチェル),バーバラ・ジェフォード(シスター・ヒルデガード).
フィロミナは50年前,遊園地で出会った男と恋に落ち妊娠してしまう.2_2
フィロミナは修道院に預けられ,そこで可愛らしい男の子アンソニーを生んだ.しかしそのままフィロミナは修道院で無償で働くことになり,アンソニーは4才の年に養子に貰われて修道院を去った.
その後看護師として働いてきたフィロミナだったが,家族にも秘密にしてきたアンソニーの存在を遂に娘に打ち明ける.娘はふとしたきっかけで知り合ったBBCの元キャスター,マーティンを口説き落とし,アンソニー探しへの協力を取り付ける.
フィロミナと共に修道院を訪れたマーティンは,フィロミナが養子縁組に一切異議を唱えない旨誓約した書類を見せられたが,他の書類は火事で全て焼けたと告げられる.このことに疑問を感じたマーティンは取材を通じ,修道院が幼児を米国人に売却し,関係書類を焼き捨てていた疑いを深める.3
マーティンは新聞社と契約し,フィロミナと共に米国への調査旅行に出発するが….
この映画は,数奇な運命を辿ったアンソニーの人生をフィロミナが追求する映画であり,マーティンがカソリック修道院の非人道的犯罪を追及する映画である.
一方で,アンソニーとほぼ同世代のマーティンと,フィロミナの交流の物語でもある.
アンソニーを心から追い求める母であり,また,たくましく人生を生き抜いてきた女性でもあるフィロミナをジュディ・ディンチが好演.じっと物思いにふける苦労の刻まれた風貌が,印象に残る.
怒りに燃え真相を追究するマーティを演ずるスティーヴ・クーガンも魅力的だ.4
ある面で二人のロードムービーと言っても良いこの映画は,カメラも美しく音楽も良い.ラストシーンで示されるフィロミナの人間性が,観客に感銘を与えるだろう.
一見の価値あり.
★★★★(★5個が満点)
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2014/11/09

独断的映画感想文:アメリカン・ハッスル

日記:2014年11月某日
映画「アメリカン・ハッスル」を見る.1_2
2013年.監督:デイヴィッド・O・ラッセル.
出演:クリスチャン・ベイル(Irving Rosenfeld),ブラッドリー・クーパー(Richie DiMaso),エイミー・アダムス(Sydney Prosser),ジェレミー・レナー(Carmine Polito),ジェニファー・ローレンス(Rosalyn Rosenfeld),ロバート・デ・ニーロ(Victor Tellegio).2
クリーニングチェーン店を営むアーヴィングは偽絵画も売買する小悪党,そのアーヴィングがイギリス出身のレディ・イーディスと意気投合してからは,彼女と組んだ金融機関への口利きサギが大成功して一気に金回りが良くなる.
アーヴィングの妻ロザリンは夫の仕事がどんなものか薄々気付きつつ,口八丁で夫を尻に敷いていた.
アーヴィング自身はイーディスと愛し合いつつ,妻の連れ子への愛情からロザリンと別れられない.
ところがその彼等も遂にFBIの囮捜査にはまって,直接金を受け取ったイーディスが逮捕される.FBIのハイテンションの捜査官・リッチーは,より大物を狙って二人に囮捜査の協力を命じる.3_2
かくて二人は政治家絡みの一大疑獄を創作する中心に位置する羽目になって….
メタボで禿頭を一九分けで隠すクリスチャン・ベイルが良い味だが,他の役者もことごとく存在感ある好演揃いでそれがこの映画の一番の魅力.
コカインの力を借りて暴走するリッチー,FBIは肝心の所でチョンボを連発するし,一方嫉妬に狂うロザリンは囮捜査にかけている相手に接近を開始,巻き込まれたマフィアは大物が直接登場と,二人は絶体絶命のピンチに直面する…という展開で最後のどんでん返しが盛り上がる.4_2
一見の価値ありの映画.
★★★★(★5個が満点)
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独断的映画感想文:それでも夜は明ける

日記:2014年11月某日
映画「それでも夜は明ける」を見る.1
2013年.監督:スティーヴ・マックィーン.
出演:キウェテル・イジョフォー(Solomon Northup),マイケル・ファスベンダー(Edwin Epps),ベネディクト・カンバーバッチ(Ford),ポール・ダノ(Tibeats),ポール・ジアマッティ(Freeman),ルピタ・ニョンゴ(Patsey),サラ・ポールソン(Mistress Epps),ブラッド・ピット(Bass),アルフレ・ウッダード(Mistress Shaw).
事実に基づく物語である.
19世紀中頃,ニューヨークに住む自由黒人ソロモンは,家族に恵まれ白人を含む友人達と付き合って静かに暮らしていた.3
ところが2週間の約束でバイオリンを弾く仕事に雇われたソロモンは,興業が成功裏に終了したのち,興行主に騙され,奴隷として南部に売り飛ばされてしまう.
それでも最初彼を買った農場主フォードは,彼の才能を認める温厚な人柄だったが,彼をねたむ白人使用人との軋轢や経営上の問題から,ソロモンは別の農場主に転売される.ここで彼は綿花労働者として,日夜鞭打たれる暮らしを強いられることとなった….
主題は重く,黒人奴隷の日々の生活は悲惨を極める.5
それにも拘わらずこの映画がエンタテインメントとして物語に富み,ハラハラどきどきさせ,最後にソロモンが自由を勝ち取り家族のもとに帰るまでの日々(勿論彼の同僚奴隷はそのまま置き去りにされるが)を描いて観客を魅了する力は,素晴らしい.
ソロモンという人物の人間性が,この様な辛苦の中でも筋が通っていることが映画の魅力の要因であろう.また,この時代の南部人が,黒人を鎖に繋ぎ鞭打って働かせることを,どのように自分の心に正当化するかも,垣間見られて興味深い.4
見て損はない映画.
★★★★(★5個が満点)
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2014/11/03

阿佐谷ジャズストリート2014観戦記

日記:2014年10月某日
10月最終週の金曜・土曜は,阿佐谷ジャズストリート.今年は20回目を迎え,恒例金曜日夕方の神明宮・能楽殿は,山下洋輔(p)熊本比呂志(per),米田裕也(as),赤塚謙一(tp)の演奏.Img_17412
1曲目はソロで「ゆずり葉の頃」(映画のテーマ曲),続いて他の3名が入って「チュニジアの夜」「幻燈辻馬車」(未だ無い映画のテーマ曲),「What is free」他1曲,アンコールに「クルディッシュ・ダンス」.2年前のチームの太田惠資が抜け赤羽が参加.若手はいずれも国立音大卒で賞も取り自分のバンドも持っているという実力派の面々.赤羽謙一はビッグバンドを持っており,AKB(AkabaneKenitiBand)と称しているらしい.相変わらず元気な山下が若手とがっぷり組む格闘技形式のジャズは,実に楽しい.このチームは恐ろしいハイレベルな格闘技戦を続けながら,各人がそれぞれ独特のユーモアも兼ね備えているのが魅力.
その後はジャズバー「クラヴィーア」に移動,ここでは「三人でベイシー」スペシャルバンド:谷口英治(cl),田口悌治(g),楠井五月(b).3人バンドでビッグバンドのナンバーをやろうという変わったバンド.しかし各人の技巧は素晴らしい.特にギターとベースの切れの良さは抜群で,楠井五月は注目株.あっという間の楽しい45分だった.

2日目は12:15から産業商工会館でマイク・プライス・クインテット.川村裕司(ts),あびる竜太(p),佐瀬正(b),稲垣貴庸(ds),マイク・プライス(tp).オーソドックスなジャズを聴かせるポピュラーなクインテット.ドラムスがハンサム.なかなか楽しかった.Img_17452_2
この後,区役所でストリートジャズを聴いた後新東京会館へ,ここでは小田陽子とエスタシオン.ラテンナンバーや『愛の賛歌』に加え,意外にも「タイプライター」をピアノとタイプの2重奏でやって懐かしかった.楽しいステージ.内田(スキンヘッド)隆造(b),上保一恵(p),浦辻晴実(tp,conga),梅田光雄(g),小田智昭(ds),小田陽子(vo).
ここから杉並第一小学校(我が母校であります)体育館へ,椎名豊カルテット+豊田チカを聞く.椎名豊(p),大山日出男(sax),本川悠平(b),広瀬潤次(ds),豊田チカ(vo).
ここは椎名豊と大山日出男のツインバンド.椎名豊のピアノが素晴らしい上,これと絡む大山のsaxが出来が良い.このツインはごく穏やかにエールを交換するが,自分のソロでは燃えさかる.椎名豊は叙情的な上にエネルギッシュ,この人のライブに行ってみたいものだ.豊田チカは実力派のシンガー,こんな人が阿佐谷の住人でママチャリで来てくれるとは思いも寄らなかった.素晴らしい情感とテクニック.
その後阿佐ヶ谷駅前で「ごめんね」(後藤輝夫(ts),橋本信二(g),諸岡大也(org),小泉高之(ds))を少し聞いた後,産業商工会館へ戻って峰厚介の「フォーサウンズ」を聞く.
峰厚介(ts),板橋文夫(p),米木康志(b),本田珠也(ds).このバンドはまさに格闘技系.といっても峰厚介・米木康志にはその気は無さそうで,パフォーマンスは峰さんが演奏した後のピアノとドラムスのバトルにある.
去年に続く板橋文夫の狂乱ぶりは我が意を得たる思い,それに過剰に反応する本田のクソやかましいドラムスは,板橋と四つに組んで迫力充分.そこにお釈迦様の様に降りてくる峰さんのサックスは素晴らしい.
大満足で近道を伝って聖ペテロ教会へ.
ジェイコブ・コーラ-・ピアノトリオを聴く.このバンドはイージーリスニング系,映画音楽オタクのジェイコブが,ジャズもしますよといった感じで演奏.しかし技術は呆れるほど高い.ベースのパトリックが気持ちの良い笑顔を振りまく.この人は本国ではスタジオプレイヤーとして一流らしい.
という訳で今年も「街を歩けばジャズに当たる」2日間を堪能しました.阿佐谷ジャズストリートは,阿佐谷を夢の街に変える魔法です.
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独断的映画感想文:プリズナーズ

日記:2014年10月某日
映画「プリズナーズ」を見る.1
2013年.監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ.
出演:ヒュー・ジャックマン(ケラー・ドーヴァー),ジェイク・ギレンホール(ロキ刑事),ヴィオラ・デイヴィス(ナンシー・バーチ),マリア・ベロ(グレイス・ドーヴァー),テレンス・ハワード(フランクリン・バーチ),メリッサ・レオ(ホリー・ジョーンズ),ポール・ダノ(アレックス・ジョーンズ).
ペンシルバニア州の田舎町でご近所同士のドーヴァー家とバーチ家.感謝祭のお祝いにバーチ家で両家が過ごしている僅かな間,外に遊びに出た6才同士の両家の娘が忽然と姿を消す.
付近に停まっていたRV車を手掛かりに警察は青年アレックスを逮捕するが,彼は10才程度の知能しか持たなかった.5
証拠もなく,警察はアレックスを釈放するが,冷静なロキ刑事の捜査に飽き足らない父親ケラーは,遂にアレックスを拉致監禁し,凄惨な拷問にかけてアレックスの口を割ろうと試みる….
敬虔なキリスト教徒だが暴走を止められないケラーと,理性的に事件に取り組むロキ刑事,双方を演じるヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールが見応えあり.3
物語には腑に落ちない点もいくつかある(その最大のものは,酒浸りの神父の地下室から突然発見された男の,ミイラ化した死体であろう)が,主演2人の熱演に引っ張られ,最後まで一気に見る.二人の駆け引きの緊張感はなかなかのものだ.
アレックスの線も別の容疑者ボブの線も,謎解きの筋としては無理筋で,最後に真犯人(まあ意外な人物ではあります)が判明した後で神父の謎も含め明らかにされるが,ミステリとしてはすっきりしない幕切れ.2
キリスト教徒であるケラーと神父がいずれも罪を犯した人として描かれ,理性の刑事ロキが異教の神の名前を持つなど,宗教的にもひねったところがあるが,日本人の僕には余りぴんと来ず.その辺がうまく飲み込めればもっと楽しめたかも知れない映画.
★★★☆(★5個が満点)
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