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2014/12/27

番外:独断的歌舞伎感想文:通し狂言伊賀越道中双六

日記:2014年12月某日
歌舞伎「通し狂言伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)五幕六場」を見る.H2612kabukihonomote028
近松半二ほか=作.国立劇場文芸研究会=補綴.
序幕 相州鎌倉・和田行家屋敷の場,二幕目 大和郡山・誉田家城中の場,三幕目 三州藤川 新関の場,同 裏手竹藪の場,四幕目 三州岡崎・山田幸兵衛住家の場,大詰 伊賀上野敵討の場.
出演:中村吉右衛門,中村歌六,中村又五郎,尾上菊之助,中村歌昇,中村種之助,中村米吉,中村隼人,嵐橘三郎,大谷桂三,,中村錦之助,中村芝雀,中村東蔵ほか.
「伊賀越道中双六」のうち,何回か見ている「沼津」を除いた通しの上演である.就中「岡崎」の場に圧倒される.
仇討ちという大望のためとは言え,初めて目にする実の我が子をひと突きに殺す政五郎の胸の内,やっと巡り会えた夫に我が子を手にかけられたお谷の驚き嘆き.
この入り組んだ設定での,吉右衛門・柴雀の緊張感溢れる芝居に強い感銘を受けた.
堂々たる大名と3枚目の道化を演じ分けた又五郎,政五郎の恩師役・歌六も素晴らしい.この通し狂言にかける意気込みと決意がみなぎる,気力充実の舞台.
米吉・隼人の若手も美しく素敵.
実に見応えある4時間半であった.
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