独断的映画感想文:ラブ・アクチュアリー
日記:2015年3月某日
映画「ラブ・アクチュアリー」を見る.
2003年.監督:リチャード・カーティス.
出演:ヒュー・グラント(英国首相デヴィッド),リーアム・ニーソン(ダニエル),エマ・トンプソン(カレン),アラン・リックマン(ハリー),コリン・ファース(ジェイミー),ローラ・リニー(サラ),キーラ・ナイトレイ(ジュリエット),ローワン・アトキンソン(宝石店員ルーファス),ビリー・ボブ・ソーントン(米国大統領),ビル・ナイ(ビリー),アンドリュー・リンカーン(マーク),マルティン・マカッチョン(ナタリー),ジョアンナ・ペイジ(ジュディ),クリス・マーシャル(コリン),ルシア・モニス(オレーリア),マーティン・フリーマン(ジョン),トーマス・サングスター(サム),ロドリゴ・サントロ(カール),ハイケ・マカッシュ(ミア),キウェテル・イジョフォー(ピーター),アブダル・サリス(トニー),グレゴール・フィッシャー(ジョー),オリヴィア・オルソン(ジョアンナ),シエンナ・ギロリー(ジェイミーの恋人).
クリスマスまで5週間というその冒頭,カムバックのための新曲録音を必死に頑張るビリーと見守るマネジャー・ジョー.
一方作家のジェイミーは女を実の弟に寝取られ,失意のうちにフランスへ,そこには言葉の通じないポルトガル女・オレーリアが家政婦として通ってきた.
最愛の妻を失ったダニエルは,妻の親友カレンに義理の息子サムが元気がないと訴える.
頭の中身は性欲のみというコリンは宅配先の事務所のミアにちょっかいをかけるが,ミアはボスのハリーに夢中.
ポルノ俳優のジョンは共演のジュディといつしか恋しあう仲に.
画家のマークは親友のピーターとジュリエットの結婚の撮影係だが何故か浮かぬ顔.
新しい英国首相のデイビッド(独身)は首相官邸のグラマーなメイド・ナタリーに一目惚れをする.
ハリーの部下サラは同僚のカールと惹かれあっているが,彼女には恋に落ちられない事情があった….
ラブコメの群像劇.9つの物語を良く混沌とこき混ぜて,それぞれを暖かく描いたものである.カレンとデイビッドは実の姉弟,ミアとナタリーは家が隣同士等という,群像劇特有の意外な関係も楽しい.
俳優も今から見直せばアカデミー賞俳優がきら星のようで,何とも豪華.最後はハッピーエンドという楽しい映画だが,一組だけ実らなかった恋もある.それがこの映画に味を添えているだろう.
見て損はなし,映画の楽しさを満喫できます.
★★★★(★5個が満点)
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