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2015/03/24

独断的映画感想文:ジャージー・ボーイズ

日記:2015年3月某日
映画「ジャージー・ボーイズ」を見る.1_2
2014年.監督:クリント・イーストウッド.
出演:ジョン・ロイド・ヤング(フランキー・ヴァリ),エリック・バーゲン(ボブ・ゴーディオ),マイケル・ロメンダ(ニック・マッシ),ヴィンセント・ピアッツァ(トミー・デヴィート),クリストファー・ウォーケン(ジップ・デカルロ),マイク・ドイル(ボブ・クリュー),レネー・マリーノ(メアリー),エリカ・ピッチニーニ(ロレイン).
実在の50年代のポップグループ・フォーシーズンズを題材としたミュージカルの映画化である.
ニュージャージーのベルヴィルで地元のマフィア・デカルロの使い走りをしているバンドマン・トミーは,ボスのお気に入りでファルセットの美声の持ち主・フランキーを迎え自分のバンドを組む.2_2
最初は全く売れないバンドだった彼等だが,才能ある作曲家・ピアニストのボブ・ゴーディオを入れ,バンド名を「フォー・シーズンズ」とした彼等は,「シェリー」の大ヒットを飛ばしポップスターとして君臨するが….
フォー・シーズンズの「シェリー」は,自分の音楽試聴人生のごく初期の印象深いナンバーだ.
彼等の成功物語は素直に受け入れられたが,その後の経過にこの様な挫折があったとは….ミュージカルは未見だが,映画はミュージカルとは思えない作り.歌唱シーンは全てバンドの演奏シーンとなっていて,普通の音楽映画の作りとして違和感はない.3_2
構成は明快で,悪役・善玉も明瞭,感情移入も自然に流れる.しかし監督の視線は穏やかで,当時のお金で100万ドルの借金をこさえたメンバーへの描写も暖かい.
映画の最後にはお約束の大団円シーン,ここでは若き日に戻った主人公達が力一杯歌い踊る.かのクリストファー・ウォーケンまでが軽快にダンスしたのには驚嘆.
人生は苦い.しかしその苦さをどう味わうかはその人の力量次第だ.人生が甘いと思う瞬間もある.しかしその瞬間をどう受け止めるかは,その人の力量次第だろう.4
そういうことを思わせながら,音楽の魅力を堪能するひととき.素敵な映画,見て損はなし.
★★★★(★5個が満点)
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