独断的映画感想文:ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション
日記:2016年月某日
映画「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」を見る.
2015年.監督:フランシス・ローレンス.
出演:ジェニファー・ローレンス(Katniss Everdeen),ジョシュ・ハッチャーソン(Peeta Mellark),リアム・ヘムズワース(Gale Hawthorne),ジュリアン・ムーア(President Alma Coin),サム・クラフリン(Finnick Odair),フィリップ・シーモア・ホフマン(Plutarch Heavensbee),ドナルド・サザーランド(President Snow),ナタリー・ドーマー(Cressida),エリザベス・バンクス(Effie Trinket),ジェナ・マローン(Johanna Mason),ウディ・ハレルソン(Haymitch Abernathy),エルデン・ヘンソン(Pollux),スタンリー・トゥッチ(Caesar Flickerman).
この3部作シリーズの最終作の第2部である.
という訳で,作品世界に入り込むにはやはり第1作から見るべきだった,残念.
全体に話に無理な展開が多い.最後の総攻撃時に主人公が参加する特別部隊が,士気を鼓舞する為の映画撮影が目的と言いながら,結局独裁者スノーを暗殺する為の部隊となる過程や,その部隊が悪戦苦闘にも拘わらず目的を達せず,大統領官邸前で全滅に近い憂き目に遭う過程は,判りづらく受入難い.
プロット総体は思ったより単純で,同様の設定があった古典SF(ロバート・シェクリイとか?)の方が大人向けだったように思う.
まあ最近流行るこの手の3部作は,どうしてもスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング等と同様の構成になる様で,この作品も例外ではない.
本作の魅力は主にジェニファー・ローレンスの好演と脇を固めるベテラン陣の怪演にあった様だ.
★★★☆(★5個が満点)
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