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2016/05/26

独断的映画感想文:トランセンデンス

日記:2016年5月某日
映画「トランセンデンス」を見る.1
2014年.監督:監督:ウォーリー・フィスター.
出演:ジョニー・デップ(Will Caster),モーガン・フリーマン(Joseph Tagger),レベッカ・ホール(Evelyn Caster),ケイト・マーラ(Bree),キリアン・マーフィ(Agent Buchanan),コール・ハウザー(Colonel Stevens),ポール・ベタニー(Max Waters),クリフトン・コリンズJr(Martin),コリー・ハードリクト(Joel Edmund),フォーク・ヘンチェル(Bob),ジョシュ・スチュワート(Paul),ルース・レインズ(Roger).3
映画の冒頭,荒れ果てた街路とやつれた人々.カメラはある廃墟の庭を映し出す.
5年前,ここには若き新進の,人工知能を研究するコンピュータ学者の夫婦が住んでいた.ところが夫ウィルは学会の発表会場で,人工知能による人類支配に反対するテロリストに銃撃される.
体内に入ったポロニウム銃弾により1ヶ月後の死が避けられないウィル,ウィルと妻のエブリンは夫の親友マックスと共に,開発中の人工知能にウィルの脳をアップロードする.4
ウィルの死後,ウィルの人工知能は覚醒し活動を始める.ウィルの人工知能はネット上に転移し生き延び,砂漠地帯の過疎の町に拠点を定め,太陽光発電と巨大なサーバー群を設置して自己増殖を開始する….
SFと言うよりはファンタジーに近い作品.人類を破滅に導いたのはウィルか人類自身か.2
これにウィル,エブリン,マックスの愛憎が絡んでいく展開だが,映像の印象はどう見てもB級映画.キャスティングとのアンバランスに違和感の残る作品.
プロットも御都合主義が先行して受け容れ難い.これでは人類があまりに可哀想である.
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